マインドにも夏季休暇 ― 2023年09月06日 14時51分56秒
[お知らせ]
*ジョエル・ゴールドスミス著『静寂の雷鳴』が発売されました。
本体価格:2,380円+税
本文ページ数:333ページ
発行:ナチュラルスピリット
*ジョエル・ゴールドスミス著『静寂の雷鳴』が発売されました。
本体価格:2,380円+税
本文ページ数:333ページ
発行:ナチュラルスピリット
*1994年10月に、バーソロミューが東京でおこなったワークショップの記録を下記で公開しています
(英語と日本語通訳の音声と日本語字幕付き)。現在(1)から(18)まで公開中。
◎オンライン「非二元の探究――瞑想と実験の会」
2023年9月24日(日曜日)午前9時から午前11時頃まで
2023年9月28日(木曜日)午後2時から午後4時頃まで ←予約受付終了しました。
◎オンライン「ダグラス・ハーディングの哲学と教え」
2023年10月1日(日曜日)午前9時から午前11時頃まで
2023年10月8日(日曜日)午前9時から午前11時頃まで
2023年10月8日(日曜日)午前9時から午前11時頃まで
ジョエル・ゴールドスミスの『静寂の雷鳴』(ナチュラルスピリット発行)をご購入・ご購読してくださった皆様、ありがとうございます。
夏は涼しいよりはどちらかと言えば、暑いほうが夏らしく好きだが、それにしても暑い暑い夏だった(毎日最高気温が35度を超えた――小中学の頃の記憶では、昔は暑いというのは、30度を超えることだったが、今では、30度は涼しい感じである)。だから、いつもよりも外出を控え、散歩も控え、昼間はエアコンの効いた部屋で読書と昼寝を楽しみ、その合間に瞑想と仕事を少しするといった、ゆるい日々を過ごしている。元々引きこもり派なので、それが特に苦というわけでもない。
ブログを更新しようと思いつつ、8月はなんのせいか、どうも自分の文章を書く(=自分の中から出て来る言葉をまとめる)気力をなかなか集められなかった(言葉が上がってきても、散らばってまとまらない感じ)。それでマインドにも夏季休暇を与えるべく、目を閉じてやる瞑想をいつもよりも長い時間やっている。瞑想をすると、この世俗世界がどんどん遠くに行き、言葉の世界が遠くなり、この世界のすべてのことがどうでもよくなる(笑)。でもたいてい、20~30分くらい経過すると、昼寝モードになったり、反対に世俗的な雑念が浮かび始めたり、ときには、「今日の夕食のことだけど……」と家族がいきなり部屋の外で声をかけてくるので、すぐに瞑想から出て、「ああ、今日の夕食ね……」と、マインドにスイッチが入り、世俗モードになる――誰でもなく、何の属性もストレスもない場所からまた戻って来て、誰かになり、日々この世の苦しみと楽しみを味わうわけである。
皆様にも、私は瞑想をお勧めしているが、瞑想の目的とは、まず第一に、マインドを静める、そして第二に、「私の本質」に目覚める、つまり、その二つの目的を合わせれば、「マインドを静めて、自分の本質に目覚める」ということになる。
そして瞑想法は、たぶん、色々な流派によって様々あると思うが、自分に合うもの、そして、どこでも(電車の中でも、会社でも、仕事の合間でも)、毎日実践できるシンプルなものをお勧めする。(目を閉じて座ってやる瞑想が苦手な方は、歩いたり、体を動かしたりしながらおこなう瞑想を探すとよいと思う)
瞑想を熱心に始めたときに、よく起こりがちなことが、かえって、自分のマインドの雑念に気づいたり、外の世界を耐え難いほどうるさく感じたりということがあり、自分の瞑想が間違っているのかと感じることがある。これはむしろ自分の静けさが深まったというふうに理解すべきで、瞑想に関しては、「進歩」(本当は何の進歩もないけど)と考えてもいいと、私はそう理解している。あるいは世の中の苦しみ、他人がかかえる悲しみ・苦しみにより敏感になるということも起こるかもしれないが、それも自分の中の「慈悲」が深くなっているというふうに理解していいと思う。
そして、瞑想とは、一時的に、世界から、そして人間であることから、引退することでもある。いつも誰かであること、何かであることは疲れることである(と思いませんか?)たとえ、ほんの5分でも、誰かでない場所、誰でもない場所、一切の属性がない場所で憩うことは、ストレスの多い世俗社会で生きるのにも役立つはずである。
本日、ようやく言葉がまとまりました(!)
[昨年の発売された本]
*『仕方ない私(上)形而上学編――「私」とは本当に何か?』アマゾン・キンドル版(税込み定価:330円)
目次の詳細は下記へ。
販売サイト
*『仕方ない私(下)肉体・マインド編――肉体・マインドと快適に付き合うために』アマゾン・キンドル版(税込み定価:330円)
目次の詳細は下記へ
販売サイト
『仕方ない私(上)形而上学編――「私」とは本当に何か?』は、過去10年ほどの間、私が主催している会で、ダグラス・ハーディングの実験、ラメッシ・バルセカール&ニサルガダッタ・マハラジについて話していることをまとめたものです
会にすでに参加されたことがある方には、重複する話がほとんどですが、会で配った資料を体系的に読むことができ、また必要な情報をネット上で即アクセスできる利点があります。付録に、『シンプル道日々2――2019年~2021年』)を掲載しています。(総文字数 約124,000字――普通の新書版の1冊くらいの分量です)
『仕方ない私(下)肉体・マインド編――肉体・マインドと快適に付き合うために』は、肉体・マインドとは、どういう性質のものなのか、それらとどう付き合ったら快適なのか、それらを理解したうえで、どう人生を生き抜いていくのか、主にスピリチュアルな探求をしている人たち向けに、私の経験を多少織り交ぜて書いています。肉体・マインドは非常に個人差のある道具なので、私の経験の多くは他の人たちにはたぶん役には立たないだろうとは思うのですが、それでも一つか二つでも何かお役に立てることがあればいいかなという希望を込めて書きました。付録に、『シンプル道日々2――2019年~2021年』)を掲載しています。(総文字数 約96,500字)
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