体は、何でも知っている、かもしれない2008年03月18日 10時05分54秒

3月、4月は楽しい季節である。光の量が増えるので、何がなくても、なんとなく気分がいい。研究によれば、脳の中のセロトニンというホルモンの増減が、人の感情に大きく影響し、そしてそのセロトニンは光に強く影響されるという。だから、まあ、太陽の光をある程度浴びるのは、心にもよいことらしい。

ということで、天気のよい日に散歩をするのは楽しいことではあるのだが、一つだけこの季節に、ツライことは、花粉である。外出中、そして外出から帰ると、くしゃみ・鼻水がしばらく止まらない。

しかし、これでも、数年前に比較すれば、昨年、今年と私の花粉症は劇的に改善されたのである。少なくとも外出しなければ、花粉症の症状がほとんど出なくなった。

何が効いたかといえば、正確にはよくわからないが、たぶん、セロリとヨーグルトかなあと、思っている。

セロリ(特にセロリの芯)、1年間ほどセロリ中毒・セロリ恋愛かと思うほど食べた(セロリは決して安い野菜ではないので、家計費に響いた!)

スーパーへ行くとまずセロリ売り場へ直行する。売り切れていたり、値段が高かったりするときは、別のスーパーへまた走る。そこでもないと、また別のスーパーへと、セロリのために走るというか、走らされる尋常ではない日々が、ある時期突然始まり、1年ほど続いたあと、またある時期、体がまったくセロリに反応しなくなって、今はもうほとんど食べなくなってしまった。

で、現在の「恋」の相手は、ヨーグルトと今の季節が旬の果物、デコポンである。気に入った味のヨーグルトを見つけたので、そのヨーグルトの在庫と値段が気になって、またまたスーパーめぐり。本当に、人は「恋」のためには奔走できるもの……らしい。

いやいや、本日、私が何を言いたいかというと、体が何かを食べたいというときは、それは、たいていは、体に必要なものらしい、ということだ。

体は、人が思っている以上に、案外賢いものである。

参考図書
Your body doesn’t lie.(直訳すれば=あなたの体はウソをつかない) (John Diamond 著)

体が何を必要としているかを、筋肉の反射によって知るKinesiologyという研究を、普通の人が使える形で解説した本。

(未確認ですが、本書の翻訳書は、20年以上前に出た「健康への鍵をみつけた―行動キネシオロジーのすすめ」という本らしい)

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