『頭がないということ――禅と明白なことの再発見』(3) ― 2025年12月03日 15時28分37秒
[お知らせ]
『頭がないということ――禅と明白なことの再発見』
(ダグラス・ハーディング著 ナチュラルスピリット発行)
定価:1,870円(税込み)ページ数:163ページ
発売予定時期:2025年12月中旬
[イベント]
イベントの詳細・予約は下記へ
オンライン「非二元の探究──実験と瞑想の会」
2025年12月14日(日曜日)午後2時から午後4時頃まで
2025年12月18日(木曜日)午後2時から午後4時頃まで
〔Youtube]
U.G.クリシュナムルティ『悟りという謎』(24)
3『頭がないということ』に書かれている内容について
(1)20代の長い熱心な探求を経て、30代の初めに、ハーディングが自分には「頭がない」ことを発見した経験。
(2)「頭がないこと」がどういう意味があるかについて、様々な角度からの考察
(3)「頭がない方法」と禅との共通性
(4)「頭がない方法」とその他の伝統的宗教との共通性
(5)『頭がない方法』を実践することについて
(6)「知らないこと」のパワー
(7)「自己覚醒する存在(神)」の神秘と奇跡について
(2)「頭がないこと」がどういう意味があるかについて、様々な角度からの考察
(3)「頭がない方法」と禅との共通性
(4)「頭がない方法」とその他の伝統的宗教との共通性
(5)『頭がない方法』を実践することについて
(6)「知らないこと」のパワー
(7)「自己覚醒する存在(神)」の神秘と奇跡について
以上の内容が、非常にコンパクトにまとめられている。
私が「頭がない方法」を実践(練習)し始めてから、35年以上の年月がたつ。この間、ハーディングが4章「話を現代化する」で書いていたことと似たようなことを私も経験し、それはときには苦痛で、時には驚きで、ときには喜びであった。そしてこの間、私は謎解き大好き人間なので、彼の????の言葉の謎解きに没頭し、その謎を考えることは苦痛ではなく、長い間の私の娯楽(笑)だった。
たとえば、本の中や実際のワークショップ、その他一緒にお茶を飲んでいたときなどに、私が最初????と思ったハーディングの言葉には、思い出せば次のようなものがある。
*私が自分自身を見れば、「頭がない」。
*私が飲むお茶は味がするが、他の人たちが飲んでいるお茶は(私にとっては)味がしない。
*目の前のチョコレートが、ここに消えたとたん、視覚から味覚に変わることは、何という不思議か!
*私が目を閉じれば、世界が消滅し、目を開ければ、世界が再創造される。
*時間(時計)が読めないところでは、時間がない。
*私が飲むお茶は味がするが、他の人たちが飲んでいるお茶は(私にとっては)味がしない。
*目の前のチョコレートが、ここに消えたとたん、視覚から味覚に変わることは、何という不思議か!
*私が目を閉じれば、世界が消滅し、目を開ければ、世界が再創造される。
*時間(時計)が読めないところでは、時間がない。
これ以外にもたくさんあるが、あまりにも当然のことを言いながら、それが本当は当然ではないという驚愕というか不思議というか。私にとっては彼の言葉は「禅問答」、公案だった。
ハーディングは生涯非常にたくさんの本を書き、ワークショップその他でたくさんの話をしたが、結局彼が一番伝えたいことは何なんだろうかとちょっと考えてみた。それはたぶん、上記に書いた(6)、(7)に行き着くだろうと、私は感じている。ハーディングは10代の頃から、「私」と世界がそもそもどうして存在するのか非常に不思議に思っていたという。存在、「在る」ことの不思議、それが彼の探求の始まりだった。そして長い探求を経て、中心には「頭がないこと」を発見し、さらにその中心について深く深く探求研究し、「私」と世界の存在の神秘と奇跡という答えにたどり着いた。
しかし、彼が『頭がないということ』の4章で語った神秘と奇跡は、普通の人たちが思い描く神秘と奇跡とはまったく異なる。ふわふわした霧に包まれたような神秘ではなく、明白な現実に支援されている神秘と奇跡。それをハーディングは有名なヴィトゲンシュタイン(オーストリア・ウィーン出身の哲学者。1889年~1951年)の言葉を引用しながら、次のように述べている。
〔世界がどうであるかは、より高いものにとってはまったくどうでもいい。神が姿をあらわすのは、世界のなかではない……世界がどうであるかということが、神秘なのではない。世界があるということが、神秘なのだ。」(『論理哲学論考』ヴィトゲンシュタイン著 丘沢静也訳 光文社古典新訳文庫 2014 p.143)。さらに私なら、これを次のように発展させるだろう。「真に神秘的事実は、『神』(またの名を「自己覚醒する存在」)が存在し、神の出現後、神の世界が存在していることは、それほど注目すべきことではなくなり、当然のことになったことである](4章『話を現代化する』125P)
冬休みにゆっくりと読むにふさわしい本なので(しかも、薄い!)、ぜひ多くの皆様に読んでいただければ、うれしく思います。
[今年出版された本]
*『猿笑非二元講座』
Youtube で公開している『猿笑(さるわらい)非二元講座』の電子書籍版。
*『自己覚醒へのマスター・キー』
[一昨年出版された本]
[その他の本]
*『仕方ない私(上)形而上学編――「私」とは本当に何か?』アマゾン・キンドル版(税込み定価:330円)
目次の詳細は下記へ。
販売サイト
*『仕方ない私(下)肉体・マインド編――肉体・マインドと快適に付き合うために』アマゾン・キンドル版(税込み定価:330円)
目次の詳細は下記へ
販売サイト
お礼 ― 2025年12月25日 15時26分59秒
[お知らせ]
『頭がないということ――禅と明白なことの再発見』発売されました
(ダグラス・ハーディング著 ナチュラルスピリット発行)
定価:1,870円(税込み)ページ数:163ページ
〔Youtube]
U.G.クリシュナムルティ『悟りという謎』(29)
[お礼]
一年間、ブログを読んでくださった皆様、Youtubeを視聴してくださった皆様、そして、本を購入・購読してくださった皆様、その他様々な形で活動を支援してくださった皆様に感謝します。それでは、皆様、楽しい年末年始をお過ごしください。来年は、2月頃からブログを再開する予定です。
[今年出版された本]
*『猿笑非二元講座』
Youtube で公開している『猿笑(さるわらい)非二元講座』の電子書籍版。
*『自己覚醒へのマスター・キー』
[一昨年出版された本]
[その他の本]
*『仕方ない私(上)形而上学編――「私」とは本当に何か?』アマゾン・キンドル版(税込み定価:330円)
目次の詳細は下記へ。
販売サイト
*『仕方ない私(下)肉体・マインド編――肉体・マインドと快適に付き合うために』アマゾン・キンドル版(税込み定価:330円)
目次の詳細は下記へ
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