ラメッシ・バルセカールPointers From Nisargadatta Maharaj(2)2019年09月21日 08時13分22秒

ラメッシがどんないきさつで、Pointers From Nisargadatta Maharaj「ニサルガダッタ・マハラジの教え」(仮称)の原稿を書き始めたのか――その詳しい経緯が本の「はじめに」で、ラメッシ自身の言葉で綴られている。

彼は元々は銀行家で、文書を書いて発表したいとか、作家になりたいという気持ちを人生で一度もいだいたことがなかった。

ところが、あるとき自分の内側から、マハラジの教えについて書きたいという抗えない情熱がやって来て、自分で考えて書くというより、書き取らされるという形で、ほとんど修正することもなく、彼はどんどん文章を書きためることになった――これはマハラジがまだ生きていた頃の話である。

ラメッシは、マハラジがスピリチュアル系の物書きをあまり好まなかったことをよく知っていて、またマハラジの教えについて公に書いたり、サットサンの外で話し合ったりしてはいけないというルールがマハラジのサットサンにはあったとも書いている。

だからラメッシはそれをマハラジにも誰にも言わずに、自分のための覚書として、将来発表することもまったく考えず、書き進めていた。

ところが、原稿が25ほどたまったとき、マハラジに黙ったままこのまま書いていていいのかどうか迷って、同じくマハラジの帰依者である友人に相談した。すると、ある日その友人がマハラジにラメッシの原稿の話題のことを持ち出すと、ラメッシはマハラジに叱られるかもしれないと恐れていたのに、マハラジはとても喜んで、祝福してくれたという話である。

そのあと、「アイ・アム・ザット私は在る」の編集者にその話が伝わり、彼は原稿を一読して、すぐに出版を決め、マハラジが亡くなった翌年1982年(ラメッシが65歳のとき)に初版が発行されている。

Pointers From Nisargadatta Maharaj「ニサルガダッタ・マハラジの教え」(仮称)の構成を簡単に紹介すると:

まずラメッシが驚異的な記憶力で、マハラジの日々のセッションを再現した文章が57個あり、最後の57番目の文章は、マハラジが亡くなったときの様子と翌日の葬式の話で締めくくられている。

それからその他、付録として3つの文章が掲載されている:
*The Core of the Teaching(教えの核心)――ラメッシが改めて、彼自身の言葉でマハラジの教えの核心を要約している。
*A Note on Consciousness(意識についての覚書)――意識についてあらゆる角度から詳細に説明している。
*The Whole Truth(全真実)――詩的な形式で、最後の最後に「真理とは何か?」「私とは何か?」を綴っている。

私に言わせれば、こんなに「親切」で、至れり尽くせりの非二元の教えの本はないだろうと言ってもいい本である。まさに「パーフェクト非二元」――昔、大学受験業界にいた頃、参考書に「パーフェクト〇〇」というタイトルの本を時々見たことがあったけど、まさにそんな感じだ。

次回は、その「親切」の意味をもう少し詳しく説明してみよう。


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ラメッシ・バルセカールPointers From Nisargadatta Maharaj(1)2019年09月07日 10時38分30秒

ラメッシ・バルセカールのPointers From Nisargadatta Maharaj「ニサルガダッタ・マハラジの教え」(仮称)の本の作業が進行している。

ラメッシ・バルセカールには、すでに翻訳出版されている「誰がかまうもんか?!」、「意識は語る」(ナチュラルスピリット発行)のような、多くのいわゆる講話集(弟子たちが講話を集めて編集した本)と、「ニサルガダッタ・マハラジの教え」(仮称)のように彼自身が自ら書いた本がある。彼が自ら書いた本は講話集に比べると、より説明が詳細であるという長所と文章が難解で読みにくいという欠点がある。

私は、1980年代に発行された本書「ニサルガダッタ・マハラジの教え」(仮称)と、Explorations into the Eternal( 永遠への探求)、Experience of Immortality(不死の経験)を「ラメッシの初期三部作」と呼び、長い間、バイブルのように読んだものだ。夜眠る前に読むと、あまりに英語が難解なので、長い時間読むことができず、数ページ読むと、すぐに眠りに落ちた。ラメッシのサットサンに行って、そこで出会った人たちとラメッシの本の話をしたとき、私が「ラメッシの本は睡眠薬ですね」と言ったら、彼らも皆笑って同意してくれた。英語が母国語の人たちにとってもラメッシ自身が書いた本は、読むのが簡単ではないのだ。

英語が難解という理由で、翻訳に関しては、この3冊を私が翻訳することはたぶん無理だろうと思っていた。ラメッシは話すときはそれほど難しい英語を使うわけではないのに(だから、講話集の英語は読みやすい)、書く英語はとんでもなく難しい。英語を母国語とする著作家の文章の中にだって、まず見ないような英単語まで出てくる。

ところが、(いつ頃のことかは忘れてしまったが)ラメッシの「意識は語る」の翻訳が終わったあとも、まだラメッシの本を翻訳し足りない気がして、でも別の講話集の翻訳はやる気が起こらなかった。それから、あるとき、「もしラメッシの本をまだやるなら、初期三部作の中のどれか1冊しかないだろう」と思い至った。それで、三部作の中で、一番読みやすく、説明もわかりやすく、しかもマハラジの一番リアルな姿が描かれている(と私が確信している)Pointers From Nisargadatta Maharaji「ニサルガダッタ・マハラジの教え」(仮称)に決めて、翻訳に取り掛かることにした。

マハラジがラメッシにほとんど乗り移って書かせたとさえ言える本書を翻訳し始めたら、けっこう楽しくて、ラメッシの師への愛情と、ラメッシを通じて描かれるマハラジの魅力とパワーに、改めて心打たれた。

マハラジのように自ら本を書かない賢者の場合、本の中の賢者のイメージは、本を作ることに関わった人たちの編集の仕方によって、ずいぶん違うということを私はいつも感じてきた。私の勝手な印象では、「アイ・アム・ザット私は在る」の中のマハラジは力強いが高所から説いている感じがあり、一方「意識に先立って」の中のマハラジは少々弱々しく、厭世的ですらある。

しかし、「ニサルガダッタ・マハラジの教え」(仮称)の中でラメッシが描くマハラジは陽気で、軽快で、数学者に匹敵するほど論理が冴え、そして遊び心に満ちている。たぶん、実際のマハラジはこんな感じの人だったのだろうと思う。

(翻訳は難攻したが)ようやく本書の出版(予定)にまでたどり着いて、喜んでいるというかホッとしているこの頃である。いや、まだたくさんの作業が残っているので、本当はホッとしてはいけないのだけど。

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「グルジェフ伝」2019年06月30日 16時23分55秒

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皆様、梅雨&暑中お見舞い申し上げます。8月の終わりまで、ブログをお休みします。


20代、30代に非常に影響を受けた教えとして、以前一度、グルジェフの教えについてブログに書いたことがある。

「グルジェフの教え」2016年2月2日



最近また、今まで読んでいなかったグルジェフ関係の邦訳本を読んでいる。その中でも最大のものが「グルジェフ伝」(ジェームズ・ムア著 平河出版社)で、邦訳で600ページもある大作だ。

1866年から1949年までのグルジェフの生涯が時代背景とともに非常に詳細に描かれている。彼は中央アジアで生まれ、フランスのパリで亡くなっているが、その間に旅した(移動した)距離と場所を見ると、ものすごい距離を移動している。時代は、ロシア革命、第一次世界大戦、第二次世界大戦の頃で、彼の人生はまさに「戦争時代をずる賢く生き延びた」人生だった。しかも、自分だけでなく、彼は弟子たちや家族を引き連れ、戦争という過酷な状況を貧相にではなく、王者のように生き延びた人生だった。

今回、伝記を読んで、グルジェフという人に関してはっきりとわかったことがある。彼は今の時代でいうある種のメンタリスト(他人の精神を自由に操る人)(笑)だ。彼はありとあらゆる能力をもち、カリスマ的人格で人々をひきつけては、(ワークという目的のために)翻弄し、突き放す。

グルジェフと出会った誰もがグルジェフを「とんでもない人」と言うが、彼の霊的知識、達人的生活能力、強靭な体力、政治・経済状況を見通す能力、そして何よりも人心掌握術とビジネス的才覚は並みはずれている。そして、彼はほとんど詐欺師並みにずる賢い。どこの町に行っても、その町の有力者とコネをすぐに作り、食料と部屋を確保し、金持ち相手にビジネスをする。どれだけ戦争中の物資欠乏時代でも、彼のいるところには食料が豊富にあり、最晩年、彼はパリのマンションで毎晩大勢の人たちと晩餐会をやっていたという。

そういった特異な性格の一方で、彼が自分の家族(妻、両親、兄弟姉妹)に寄せる愛情は非常に人間的なものだ。敬愛する父親はトルコ軍によって殺されてしまうが、晩年はその他の家族(母と、弟と妹の家族)をパリに呼び寄せ、生活の面倒を見る。

彼と多くの弟子たちとの確執、特に彼のモスクワ時代の弟子、ウスペンスキーとの愛憎は興味深い。二人は何度か和解を試みたが結局は成功せず、ウスペンスキーは晩年は酒におぼれて、グルジェフよりも早く死ぬ。死後、ウスペンスキー夫人が「奇跡を求めて」の原稿をグルジェフに見せ、グルジェフはそれを読み、「自分の言ったことが正確に書かれている」と夫人に出版の許可を与えたという。

本当に「とんでもない人」――こんなハチャメチャな人の弟子に誰がなれる?(笑)と思いながら、「グルジェフ伝」600ページを何とか読み終えたところだ。


その他参考図書
「奇跡を求めて」(PDウスペンスキー著 平河出版社)
「ベルゼバブの孫への話」(GIグルジェフ著 平河出版社)
「生は〈私が存在し〉て初めて真実となる」(GIグルジェフ著平河出版社)
「グルジェフ・ワーク」(KRスピース著 平河出版社)
「グルジェフ・弟子たちに語る」(GIグルジェフ著 めるくまーる社)


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今さらですが、手塚治虫2019年05月05日 10時27分21秒

ここ二か月ほど、手塚治虫の漫画を読みふけっている。

なぜ今になって、手塚治虫(1928年-1989年)かというと…

たまたま2月に読んだあるインタビュー記事の中に、手塚治虫の漫画に言及があり、ちょっと興味を惹かれたからだ。幸い、図書館に手塚治虫全集が入っている。

実は、子供の頃読んだ「リボンの騎士」、テレビで見た「鉄腕アトム」、大人になって読んだ「ブラックジャック」以外、ほとんど手塚治虫の作品を読んだことがなかった。「ブッダ」、「火の鳥」など手塚治虫の主要作品を読みたいと思いながら、私はお金を出して買ってまで読むほどの漫画の愛好家ではない。

それでこの機会に、主要作品をかたっぱしから読み漁り、「陽だまりの樹」、「ブッダ」、「火の鳥」、その他全部で40冊くらいを読んだ。こんなに漫画を集中して読んだのは、たぶん子供の時以来である。マインドの集中力がいらないので、気軽に読めるのが漫画のいいところである。

改めて驚いたことは、手塚治虫って、こんなに多作で、幅広いジャンルを描いているんだ、ということだ。SF、歴史、子供向け、恋愛、その他。しかも早死である。短い期間に膨大な作品。たぶん、仕事中毒の人だったのだろう。

それからもう一つ驚いたことは、彼は今日のAI(人工知能)時代、そしてこれからやって来るかもしれないAIによる人類支配の時代をはるか昔に予見していたことだ。

彼の作品の中に、人間のように話し、考え、行動し、しかも人間を超える能力をもつ存在――いわゆる人造人間――を創造したいという科学者たちがよく登場する。そして、そういった科学者たちが創造したものが、逆に人類を混乱させる、あるいはどちらがどちらを支配するかをめぐって、人類と対立するというテーマがある。

1949年の作品、「メトロポリス」の最後は、次の文章で締めくくられている。

科学の最高芸術である生命の創造はただむだに人間社会を騒がせただけであった。おそらくいつか人間も発達しすぎた科学のためにかえって、自分を滅ぼしてしまうのではないだろうか?

もう一つ彼の作品に色濃く流れるものは、仏教的因果応報、輪廻転生の思想である。彼は「ブッダ」を描くくらいだから、仏教思想をよく知っていたと思われるが、でも同時に、宗教が結局のところ政治の権力闘争の道具に使われるあやうさもよく描いている。

「火の鳥」の中で印象的だったのは、奈良時代を描いた「鳳凰編」:

(あの有名な奈良の)大仏建造のための資金集めに奔走したあげく、結局仏教が政治の道具として使われたことを嘆いて自ら死ぬ僧がこうつぶやく。「宗教など、くだらない。私はただ政治に使われた道具だったのだ」

それから、今から数千年(?)先未来のシャドー(影)対光一族の教団対決、そして奈良時代の狗族対仏教の対立を描いた「太陽編」:

それまで虐げられていたシャド―が権力を握ったとき、その指導者はこう言い放つのだ。
我々は新しい宗教を作り、全人類をわれわれに従わせる。信じないものはかたっぱしから処罰

このくだりを読んで、「数千年先の未来は、全世界が北朝鮮か!」と、私はツッコミを入れたが、たぶん、そうなるのかもしれない(他の作家のSF小説でも、巨大宗教教団とAI一族が入り乱れて、権力闘争を繰り広げる世界が描かれているのを読んだことがある)。

「ブッダ」も大変面白く読めた。ブッダの生涯、そしてブッダが生きた時代のインドの状況も詳しく描かれ、インド史の勉強にもなってよかった。

すべての人の平等を説くブッダの教えは、その時代の宗教的権力者からは嫌われ、迫害の対象となる。手塚治虫が描くブッダは、高見から説教する人ではなく、苦しんでいる人と一緒に苦しむとても人間的なブッダの姿だ。

そして、長年、苦楽をともにした愛弟子が、昔自分の親を殺した敵への復讐心に駆り立てられて、戦争へ出かけ、結局死んでしまい、ブッダが、「自分が長年教えたことは無駄だったのか?」と号泣する場面は、私にとってはブッダ全編の中でも一番印象的な場面だ。

今も昔も、「平和と平等」は人間のマインドには本当には届かず、むしろ「復讐するは我にあり」のほうが、はるかに人間のマインドにはアピールすることが、「ブッダ」「火の鳥」の中でも繰り返し描かれている。

ブッダがもし、自分が生きた千年後(奈良時代)の日本での仏教振興を見たら、喜ぶのか、それとも悲しむのだろうか…大勢の庶民を犠牲にして建てられた大仏を見て、「こんなものは、くだらない」と言うかも、だ。たぶん、仏教や政治の権力者たちより、この時代の仏教支配に対抗して狗族のために戦った犬上宿禰とむしろ気が合ったかもと、私の中で勝手に「ブッダ」と「火の鳥」をつないだ物語を想像してみた。犬上宿禰は「火の鳥」の全登場人物の中で、私が一番気に入ったヒーローである。

あともうしばらく、手塚治虫漫画タイムが続きそうだ。


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2019年5月26日(日)「私とは本当に何かを見る会」(東京都新宿) 予約受付終了 
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ニサルガダッタ・マハラジの教え(6)Prior to Consciousness2017年12月10日 07時13分33秒

今回は、ニサルガダッタ・マハラジの教えについてではなく、彼がどんなグルだったのかを書いてみよう。

もちろん私はマハラジにお会いしたことがないので、私がこれから書くことは、本による印象、ラメッシ・バルセカール、セイラ―・ボブなどの弟子たちの言葉、マハラジのサットサンを撮影したDVD, そしてインターネット上の情報などから得たことから、私なりに感じたことだ。

まず、マハラジはグルとしては非常に厳しい人で、いい加減な態度や気持ちで自分のサットサン(真理と交わる場くらいの意味)に来るのを許さないという雰囲気がある。セイラ―・ボブによれば、彼はそういった人たちを自分のサットサンから追い出したとある。

「厳しい」というのは、「何をするべきか、何をするべきでないか」という行為に関してではなく、真理を探究する態度とその動機に関してである。

人々は様々な動機で彼のサットサンにやって来る。すべての人々の動機が純粋な霊的探求のためというわけではなく、マハラジから単に霊的知識が欲しい人もいれば、恩寵を望むだけの人もいる。また自分の知識をマハラジに認めてもらいたいために来る人もいれば、グルになるための秘訣を学びに来る(笑)人もいる。もちろんマハラジが真面目に相手をするのは、ただ「私とは何か」の究極の真理を熱心に探究する人たちだけだ。

彼は鋭い眼力によって、人々がどういう動機で自分のところへ来ているのかを見抜き、時には皮肉を言ったり、からかったり、様々な対応している。

アイアムザット私は在る」(ナチュラルスピリット発行)の頃は、マハラジもまだ元気だったせいか、マハラジに議論をふっかける人もいて、彼もそれなりに応えていた印象があるが、Prior to Consciousness(意識以前――仮称)では、もうマハラジは議論をするだけの体力がなく、「自分の話がわからないなら、家へ帰ってバジャン(神に捧げる賛歌)をやりなさい」  とか、「もうここへ来るべきではない」とただ言うだけである。
 
マハラジは、「自分の話はすべての宿題をやり終えた人たち向けのもので、霊的初心者のためのものではない」と言う。では彼が言う「宿題」とは何か?

それは私が思うに、「宿題をやり終えている」とは、肉体・感情・思考との一体化の解除がある程度進み、エゴ的な執着がかなりなくなっていることだ。

マハラジのところへ、霊的パワーや悟りを求めて来るのさえ間違った動機である。なぜなら、彼はそういったものを提供しないからだ。彼が提供しているのは、「人がいつかそうなるべき状態」ではなく、「人が今そう在る状態」、究極の現実が何なのかという科学的分析である。

さて、今皆さんは、パソコンかスマートフォン(タブレット)でこの文章を読んでいる(見ている)はずである。マハラジの問いを使って、この状況に関して質問してみれば、「何があるゆえに、あなたは自分の世界を認識することが(見ることが)できるのか?」となる。

ここで「目」と答えた人は、「ブー(×)」(笑)です。

そして、マハラジが鋭いところは、マハラジは仮にその人が観念的に自分の質問に正しく答えても(本からの知識を知っていれば、マハラジの問いに知的には正しく答えることは可能である)、その人がその瞬間に本当に自分が答えていることを直観していない場合には、その正しい答えさえも否定するところである。

私が感じるに、マハラジのスタイルはトニー・パーソンズなどと同様に、方法論としては「否定」の道で、そこは弟子であるラメッシとはかなり違うところだと思う。

ラメッシ・バルセカール、ダグラス・ハーディングはどちらかというと「肯定」の方法論である。つまり、彼らは質問者の観点や考え、議論をほとんど否定しない。たぶん、それは観点や考えはたいして重要でなく、どう展開しても、議論や観点、考えが言葉なき認識へ導くわけではないと知っているからだ。それに彼らにはどんな観点や議論も強制終了させることができる伝家の宝刀がある。

ダグラスの場合は、実験があり、ラメッシの場合は、「すべては神の意志」という観念がある。

実はマハラジにも宝刀があるのだが、本書Prior to Consciousnessの中ではほとんど使っていない。それはあらゆる質問に対して、「誰がそれを尋ねているのか?」  という質問で答えることだ。

ラメッシの説明によれば、ほとんどの人が自分の質問に対してマハラジが「誰がそれを尋ねているのか?」 という質問で切り返すとき、マハラジが自分の質問に答えることを避けているという誤解を与えたということである。

私の理解によれば、「誰がそれを尋ねているのか?」という質問の意図は、質問者を質問より以前にある自分の本質へと退却させることだが、ほとんどの場合は、「尋ねているのは私です」→「ではその私とはか?」→「わかりません。だからお尋ねしているのです」みたいな新たな議論に発展してしまいがちで、議論から直観へというマハラジの意図がほとんど伝わらない。
 
Prior to Consciousnessはマハラジの末期癌の影響のせいもあって、明るい雰囲気の本ではない。彼は死にたいと言う言葉は使わないが、自分は早くこのすべてを処分したいと何度か本書の中でももらしている。ただ、読者はそれを「厭世」の勧めのように読むべきではないと私は思う。彼は決して厭世的な人ではなかったと思うし、家庭生活と仕事と霊性を自分のできるかぎり精一杯やり尽くした人だ。

私のなんとなくの印象で言えば、彼は昭和の頑固オヤジのような感じで、厳しいけど、素朴でまっとうで、いざというときには、心優しく、頼りになる近所のタバコ屋のオヤジである。

ラメッシによれば、マハラジはサットサン以外の普段のときは平凡な話し方をする人だったそうで、マハラジ自身、なぜこんな奥深い言葉が自分から出て来るのかわからないと驚いている。彼の知識は本から得たものではなく、すべて直観と経験から出てきたものであり、それにもかかわらずどんな学者やインテリもかなわないくらいの奥深さであることは本当に驚くべきことだ。本の中では彼が、自分のところへやって来る学者系の人たちをからかって遊んでいるところがある。

そして私が彼を非常に敬愛するもう一つの理由は、インドにあって、霊的経験やパワー、名声を売り物にしてグル・ビジネス(弟子や信者、お金をたくさん集めるビジネス)をしなかった希有な人だったからだ。

マハラジは本書Prior to Consciousnessが将来大勢の人たちに読まれることを、1981年の時点ですでに予言している。本としても厳しい本だと思うが、熱心に読まれれば、熱心な探求者たちに役立つだろうと私もそう信じている。

以上、6回にわたって、ニサルガダッタ・マハラジのPrior to Consciousnessについて簡単に解説してきた。

諸事情で完成・発行が大変遅れてしまい、お待ちいただいている皆様には大変に申し訳なく思っています。本書の発売が正式に決まりましたら、改めてお知らせします。

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ニサルガダッタ・マハラジの教え(4)Prior to Consciousness2017年10月14日 08時25分44秒

今回は、マハラジの教えから少し離れて、私がいつも感じている非二元系の教えにおける言語の問題について言及してみよう。

あるとき、ハーディングの実験の会に来た人から下記のような質問されたことがある。

「たとえば、『自分を見てください』と言うとき、その言葉自体が他者とは違う『自分』がいることを想定しているのではありませんか?」

つまり、この質問の意図は、ハーディングの実験の目的が、私の本質という自他の区別のない一元的世界の認識であるのに、その認識を導くために使われる言葉が、そもそも二元的であるのは矛盾ではないか? という意味だと、私は理解した。

矛盾している――まったくその通りである。同様に、「『自分の』足を見てください」とか「『自分の』手を見てください」というときも、私たちは明らかに「自分の」手足と「他人」を手足を区別して、「他人の」手や足ではなく、「自分の」足や手を見る。

この根本的矛盾の原因は、「自分」「私」という言葉、  英語でいう、me, I の言葉の問題である。

前回と前々回のマハラジの教えのところで、マハラジの教えるにおける「私」の定義について次のように説明した。
 
1「私は1個の肉体・マインド である」
2「私は存在である」(I Am=私は在る=意識の状態)
3「私は非存在(非現象)である」(絶対の状態)

普通、二元世界で「私」と言えば、それは明らかに肉体の私(鏡の中で見たり、他人から見られた人間物体)のことである。二元世界では、「私」は明らかに一貫して肉体の「私」のことで、お互いにその暗黙の了解の元で会話するので、少なくとも「自分、私」に関しては、矛盾がない。

しかし、賢者の方々が、「私」と言うとき、あるときは、個人的肉体的「私」のことであり、あるときは、意識の「私」であり、あるときは絶対の「私」であり、という具合に、話している途中でも自由に「私」の定義が変わるのである。
 
彼らは話す前にこれから言及する「私」がどの「私」なのかいちいち言ったりしないが、言ってくれたら、翻訳する側としては助かる(笑)と思うことがよくある。
 
たとえば、賢者の方々のよくある発言を例にとって、分類してみれば、

*「私」が子供だった頃  →肉体の「私」と一体化
*「私」は意識全体であり、世界である。→顕現した意識としての「私」と一体化
*「私」は生も死も超越している→意識が顕現する前の絶対としての「私」と一体化

私が知る限り、マハラジもダグラスもラメッシも、話の途中で、個人的思い出――「私が子供だった頃」というような――を語ることがあり、そのときは明らかに彼らは肉体の「私」と一体化している。

ラメッシは、「賢者であっても、『マハラジ、ラマナ』などと、自分の名前を呼びかけられれば、普通に返事をするもので、それはつまり、そのときは彼らが個人的自己と一体化しているという意味だ」と、言っている。
 
最初の実験を指示する言葉についての質問に戻ろう。

「自分を見てください」という実験の指示は、それは明らかに一人ひとりの肉体が違うことを想定している発言である。つまり、一元的世界の認識へと導く実験も、二元世界から出発せざるをえない。ダグラス・ハーディングの実験を小難しく言えば、対象世界(二元世界)から主体世界(一元的本質)への移動であり、言語や自分の肉体という二元世界の道具を使って移動する(ダグラスが好きな言葉で言えば)「」なのだ。

マハラジの教えにおける「私」の定義で、1の世界は当然、非常に個人的なものだ。そして、あえて、「個人的」という言葉を使えば、上の2、顕現した意識の「私」も超絶的に個人的である。「非個人的」という言葉が強調されるせいか、意識の「私」は自分が対象物として見る人たちとは、全然違う世界に住んでいるという事実はあまりよく理解されていなように感じる。

私がよく出す例で言えば、たとえすぐ隣に人が座って、似たような風景を眺めているとしても、それぞれの人間物体を通じて展開する意識の世界はまったく個人的な風景(思考や感情世界も含めて)であり、非常にユニークでオリジナルである。それは一元的本質(本質だけがあらゆる人間物体に共通している)上に、繰り広げられる多様な個人的個性的世界である。(ダグラス・ハーディング「存在し、存在しない、それが答えだ」の第6章「平凡な人を抜け出す」を読むことをお勧めしたい)

だから、「個人的」とか「非個人的」という言葉も最終的にはどうでもいいことなのである。言語とは二元的時空間の世界、過去・現在・未来の区別のある世界を描写するための道具であって、本当は一元的世界を描写することにはまったく向いていない。向いていない道具を使って、説明せざるをえないので、言葉上では様々な矛盾が生じ、そういうことを気にする人たちに多大な混乱を与えてしまう。

しかし、実験、瞑想、直観などによって、自分とは何かについて考えるのではなく、見る・認識することができれば、言葉上の混乱も次第に収まるものだと思う。



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ニサルガダッタ・マハラジの教え(2)Prior to Consciousness2017年09月10日 13時50分43秒

 それぞれの賢者、伝道者には独特の用語や表現というものがある。前にも書いたことであるが、それが読者や探求者のマインドを混乱させる大きな原因となりうるものだ。「この点に関してはあの賢者はこう言っていたけど、この賢者は別のことを言っている」  みたいな。

マハラジの本の中では、本の中でさえも言葉上では矛盾が見つかる。それをPrior to Consciousness(意識以前―仮称)の原書編集者も前書きで指摘していて、それはマハラジがいつもそのときの相手にふさわしい言葉を使っているからだ。本書の内容は、大勢の人に向けて一般的に講演したものではなく、あくまでも自分の目の前にいる人に対して、その人にとって必要な言葉が、(マハラジの頭の中で作りあげたものではなく)自然に出てきたものだ。マハラジは「物事は自然に出てくる」という表現をよく使う。
 
マハラジがPrior to Consciousnessの中で、「私を皆さんを最高のレベルへ導こうとしている」と何度も強調しているが、では彼が語るレベル(つまり、探求者がいま現在どの理解にいるかというレベル)とはどんなものか、簡単に紹介しよう。

1「私は1個の肉体・マインド である」
2「私は存在である」(I Am=私は在る=意識の状態)
3「私は非存在(非現象)である」(絶対の状態)
 
本書で、マハラジは1のレベルの話は一切せず、「自分の話は『私は在る』に充分安定した探求者たち向けのものだ」の何度も言っている。

原書編集者が「死ぬ2年前くらいから、肉体・マインドに関する一切の質問を受け付けなくなった」と書いているところから想像すると、それでもそれ以前は肉体・マインドに関する質問にも答えていたようだ。

また彼は「以前の私の話は、ある程度人々は理解したが、自分の現在の話をほとんどの人は理解しない」とも言っているところを見ると、最晩年になるにつれて話のレベルをしだいに上げていった様子もうかがえる。

本書を読むさいに注意すべきことは、本書の中では「意識(Consciousness)」は最終状態を指す言葉ではなく、「絶対が現象として顕現した状態」を指し示す言葉として使われ、「意識の状態」は絶対へと超越されるべきものとして語られている。

そして、ここが肝心なところだが、その絶対の状態とは達成されるべきものはなく、永遠にあらゆる人の背後にある土台であり、今述べた2の意識状態と3の絶対状態は分離しているわけではなく、二つで一つ、コインの表裏のようなものだ。  あらゆる賢者が言っているように、現象と非現象、色と空(くう)は一つである。
なので、「超越」という言葉が使われてはいるが、実際は「何かをしてどこかへ超越する」というより、意識と絶対は一つであることを直観することに他ならない。

さもないと、「どうやって私は絶対の状態へ行くのでしょうか?」などという誤解された質問が出てくるわけだ。

実際、すでにそこにいるゆえに、「そこに行く」とか「そこに到達する」という問題はないわけで、「どうやって?」という質問に対して、マハラジは、「『私は在る』の状態にただ留まっていないさい。そうすれば自然に理解は起こるだろう」と言う。

マハラジの方法論は、「ただ在る」、「ただあらゆることを観照する」ということに尽きる。そして、もし「ただ在る」、「ただあらゆることを観照する」ことができない人、あるいは知的にも彼の話を理解できない人は、まだ充分にそれ以前の修行(瞑想やバジャン)、彼の言葉で言えば、「宿題」が終わっていない状態であり、もし自分の話がわからなければ、ここに来るべきではないとも彼は言う。

マハラジも含めて、あらゆる賢者たちが言っていることは、「現実とは何か」「私とは何か」「世界はどのように存在するようになったのか」についての科学であり、信じるべき信仰ではない。ダグラス・ハーディング同様に、マハラジの言っていることはきわめてシンプルで科学的であり、彼自身「科学的態度をもつべき」ことを強調している。

実際、マハラジはダグラス・ハーディングのことを知っていて、イギリスから来た探求者には本国へ戻ったら、ダグラス・ハーディングに会いに行くように勧めていたという。またダグラス・ハーディングもマハラジを高く評価していた。彼の「顔があるもの 顔がないもの」(マホロバアート発行――現在絶版)の五章「存在が自ら生じる神秘」の章で、「自分の中心の顔のなさを見る」ことをマハラジの教えと絡めて語っていて、マハラジの言わんとしていることをより立体的に表現している。本書をおもちの方は、この部分を再読されると、マハラジの話もより理解しやすいのではないかと思う。


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ニサルガダッタ・マハラジの教え――Prior to Consciousness(1)2017年08月15日 06時34分37秒

 皆様、残暑お見舞い申し上げます。

今回より数回にわたって、今年出版予定のニサルガダッタ・マハラジの本、Prior to Consciousness(意識以前-仮称)について書く予定です。

まずは本書との出会いから語ってみよう。

本書に出会ったのは、1990年代の後半、96年か97年の頃だったと思う。1995年にラメッシ・バルセカールを知り、彼の師がニサルガダッタ・マハラジだと知ったあとのことだ。最初は定番の「アイアムザット私は在る」(ナチュラルスピリット発行)を読んでいたものの、原書の「アイアムザット私は在る」がどういうわけか私には読みづらく、それで別の本を探すことにした。そうして手入れたマハラジの何冊かの本の一冊がPrior to Consciousness(意識以前)だった。

その何冊かの本の中でも私が特に本書を集中して読んだ理由は、これが彼の最晩年の講話集で、末期ガンの苦痛ゆえにもうたくさん話すことができない状態で、マハラジは自分の教えの核心のみを語っているからだ(亡くなる一年半前から二ヶ月前、1980年4月から1981年7月までの講話集)。

そして本書を選んだもう一つの理由は、本が薄いから(笑)で、薄いゆえに手にもちやすく、読んでいて疲れないからである。

 一冊の本を読んだ回数で言えば、間違いなく私のベスト5に入り、一回読んではまたは最初から読むことを繰り返していた時期もあった。私にとっては瞑想的読書--数行を読んでは、その言葉に黙想する--に非常にふさわしい本だった。

マハラジの言葉が、ラメッシ・バルセカールやダグラス・ハーディングの言葉とリンクするとき、彼らがそれぞれの言葉とスタイルで語っている究極の真理への直観的理解が閃くことがよくあった。
 
Prior to Consciousness(意識以前)の本の内容については次回以後に書くとして、実は本書に私が特別な縁を感じる理由がある。それは、1981年に私がマハラジの居住地のムンバイの近くにしばらく滞在していて、ムンバイもたまに訪問していたことだ。

もちろん、その頃私はマハラジのことをまったく知らず、仮に彼の本を読んだとしても、全然理解できなかっただろうし、話を聞きに行こうとも思わなかったことだろう。

それでも自分がたまたまムンバイの近くにいたときに、マハラジも近くで最後の講話をやっていて、その時代の講話をあとで読んでいることに、なぜか強い縁を感じるのである。
   
 
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「代替医療解剖」2017年03月13日 10時20分40秒

今、「代替医療解剖」(サイモン・シン著 新潮社)という本を読んでいる。「代替医療」 とは、通常の西洋医学によらない病気を治す療法を総称してこう呼んでいる。 本書で取り上げられている代替医療は、スピリチュアル系の人たちにはおなじみの、鍼、ホメオパシー、カイロプラクティック、ハーブ療法などである。

サイモン・シンについて少し説明しておくと、彼はこれまでに「フェルマーの最終定理」、「暗号解説」「宇宙創成」  など、一般向け科学書の分野で世界的に成功をしてきた非常にすぐれたイギリスの科学系ジャーナリストであり、私も今までに何冊か読んだことがある。

本書で、サイモン・シンは、もちろん代替医療を全面否定はしていないが、その歴史から現状までを綿密に調べ上げ、「多くは効果がない」、あるいは「効くことが科学的に証明されていない」という結論とともに、一般読者に警鐘をうながしている。

本書の内容自体は私にはあまり興味のないものなのだが、なぜ読もうと思ったかというと、本書の出版後、著者がウェブ上で書いたカイロプラクティックへの批判的記事が元で、イギリスのカイロプラクティック協会から名誉毀損で訴えられたその裁判の顛末が訳者あとがきに書かれているからである。

わずか数行の記事で、サイモン・シンは裁判のために数年の年月と三千万円の費用を使ったという。サイモン・シンが最終的には勝訴したこの裁判がイギリスで大きな話題となったらしいのは、第一審でサイモン・シンが敗訴したあと、イギリスの多くの科学系の人たちがサイモン・シンを熱烈に支援する運動を起こし、まさにこの裁判は、代替医療派vs 科学系の専門家(支援者)という戦いになってしまったからだ。
 
現代のイギリスは世界的名声を勝ち得ている非常にすぐれた自然科学の科学者を多く輩出している―日本でも知られている有名な人たちの名前を挙げてみれば――スティーヴン・ホーキング(理論物理学者)、リチャード・ドーキンス(進化生物学者)、ロジャー・ペンローズ(数学者、理論物理学者)、ピーター・アトキンソン(化学者)など。

このように優れた自然科学の学者を多く輩出しているイギリスは、私が感じるに、17世紀のニュートンの時代から「何事も実証されなければ、真理ではない」という強固な観念があるようで、それがイギリスの実証科学の強い伝統を支えている。

その一方で、イギリスには「イギリス国教会」という伝統的なキリスト教の宗教があり、こちらも非常に強固な組織と基盤をもっている。

イギリスという国をそれほど知っているわけではないので、あくまでも私の憶測の感じではあるが、イギリスには強固な宗教系と強固な科学系という二大思想潮流があって、それはときにはかなり対立的になることもあるのではないか、ということである。

先ほど名前を挙げたイギリスの科学界の重鎮である、リチャード・ドーキンスは宗教・神嫌いで有名で、彼には「神は妄想である」(同じイギリス人で、God-freak =神狂いのダグラス・ハーディングが聞いたら、泣いてしまいそうなタイトルだ)という著書まであり、以前読んだネットの記事によれば、反宗教広告をバス広告に載せるまで彼は徹底している。

そういうイギリスという国の背景を考えてみると、サイモン・シンの裁判は宗教対科学というイギリスの伝統的思想潮流の中にある対立の影響もあったのかもしれない。

さて、「代替医療解剖」をざっと斜め読みした感想から言えば、まず当然のことながら、著者のサイモン・シンはバリバリの科学派で、「代替医療」のようなあやふやなものが好きではないという科学派の根本的偏見がある。彼はすぐれたジャーナリストではあるが、その偏見は免れてはいない、という感じはある。

しかし、彼が本書の執筆を思い立った動機は充分に理解できるものだ。それはイギリスでは、代替医療が一般国民の間に非常に浸透し、しかもセレブの人たちの間でも人気で、チャールズ皇太子までが代替医療の推進に一役かっているという事情がある。

当然、代替医療の人気が出れば、質の低下は免れず、サイモン・シンは「代替医療のセラピストたちは、しばしば効果がなく、危険にさえなりかねない治療をおこなうばかりか、診療や医療品に多額の請求をする。あまり豊かではない親が、子供の健康のために間違った努力をし、むざむざ代替医療に金を注ぎ込むこともあるだろう」(文庫版396p)  と書いている。科学派の彼とすれば、調べれば調べるほど、モラルに欠けていると思われるプラクティショナーと治療例に出くわし、義憤に駆られて、本書を執筆したようにも感じられる。

日本でも、イギリスほどではないとしても、代替医療はある程度は認知され、そういった療法を利用する人たちも増えていることだろう。

西洋医学も含めて、精神・肉体に関す治療法に関しての私の考えは、西洋医学、代替医療、その他ヒーリング療法でも、万人に効くもの、万人に合うものはないし、おそらく万人に合う医者(プラクティショナー)もいないだろうということだ。

病気の治療という出来事には、基本的に、医者(プラクティショナー)、治療法や薬、患者(治療を受ける人)、そしてその人の病気の状態と、基本的に四つの要素があり、その四つの要素が複雑に絡み合って、効果があったりなかったりするのだと思っている。その四つの要素が全然かみ合わなければ、治療を受けても、かえって悪くなる場合だってあるかもしれない。科学的に証明されているとされる西洋医学でさえ、「万人に絶対、いつも百パーセント効く」治療法や薬などないと私は思っている。

そして、医者(プラクティショナー)のモラル、人格、技術(能力)も様々で、そして体や治療に関して患者がもっている観念も様々である。昔から「医は仁術」という言葉があり、医者(プラクティショナー)を信頼できるかどうかも非常に重要な要素であるはずだ。
 
だから、体の具合が悪くなったら、自分に合う信頼できる医者(プラクティショナー)、自分に合う治療法を見つけるしかない。医者(プラクティショナー)と治療法が自分に合えば、西洋医学だろうが、代替医療であろうが、その他ヒーリング療法だろうが、ある程度は治療効果があるだろうと思う。

私自身は体に関する医療やヒーリングの経験があまりないので、多くのことは語れないが、数少ない経験から思うことは、外側のものへの過信、盲信を避け、何が今自分に必要で正しい治療なのかに関して、自分の内側から来る直感と感覚を大切にすることで、ふさわしい医者(プラクティショナー)、ふさわしい療法に導かれる、ということである。

そして、最終的には自分の内なるヒーラー、薬局を信頼することである。「私たちの中心には宇宙薬局と宇宙薬剤がある」とダグラス・ハーディング は本にも書いている。サイモン・シンが聞いたら、ぶっとびそうな言葉だけれど……。


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「字幕屋の気になる日本語」2016年12月13日 08時50分02秒

以前、字幕翻訳家の太田直子さんの著書、「字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ」 (光文社)  をこのブログで紹介したことがある。
   http://simple-dou.asablo.jp/blog/cat/social/?offset=30

その太田さんのことだが、最近、今年出た彼女の新刊「字幕屋の気になる日本語」(新日本出版社)を読んで驚いた。それは「遺稿集」なのだ。太田さんは今年の初めに亡くなられたのだ。1959年生まれ。享年56歳。
 
その前の著書、「字幕屋のニホンゴ渡世奮闘記」(岩波書店)を読んでもう一つ驚いたことがある。この本には、映画字幕を作るプロセスが1から10まで丁寧に説明してあり、字幕を作っているときの彼女の1週間の日誌まで掲載されている。

それによれば、映画の字幕翻訳は、仕事を受注してから終わるまでが約2週間、翻訳に当てる時間がそのうちの1週間と超スピードの世界なのだ。同じく外国語を日本語にする仕事であっても、本の翻訳の仕事は、翻訳を開始してから、本が出るまでトータルで数年の期間がかかるのとは、大違いである。

そしてその2週間は、少し寝て、食べる時間を除いたすべての時間が仕事に費やされる。太田さんは典型的な夜型の人であったようで、ほとんど毎日朝方まで仕事をしている。

こういう生活を20代から数十年続けてきて、最近は、エッセイ書き、講演、翻訳学校での講師の仕事でも多忙であった様子が本からはうかがえる。

その生活スタイルと多忙さだけでもかなりのストレスを想像するが、それに加えて、字幕業界の現実から、一般の人たちの日本語の使い方まで、彼女の憂いと怒りがエッセイにはあふれている。言葉に対するこだわりが半端ではなく、しかも律儀で、色々のことに気遣いし、正義感の強い方なんだと思う。

便乗するならカネ送れ」(「字幕屋の気になる日本語」)というタイトルの文章の中で、 字幕の仕事を発注するクライアントに、 「若く優秀な字幕翻訳者を安く使いつぶさないように 」お願いまでしている。映画業界も相当なブラック業界のようである。彼女自身は、名声も実力もあるので、ちゃんとした報酬をもらっていたのだろうけど、若い世代の字幕翻訳家の現状、そしてこれからの字幕文化 の行く末を心から案じて、エッセイの中で異例のお願いである。こいう憂いや怒りも彼女の命を縮める原因となったのかもしれない。
 
私も人生でたった一度、ほんの数か月間の間だけだったけど、彼女と同じくらい働いたことがある。ちょうど40代から50代になる境目の頃だ。食べる時間と寝る時間以外一日十数時間、パソコンに張り付いて仕事をした。私の場合は、他から請け負った仕事ではなく、自分で作り出した状況だったので、誰のせいでもなかったのだが、毎晩真夜中に胃の痛みで目が覚め、もしそのとき医者に行って診てもらったら、胃潰瘍の一つか二つ、ガン細胞の一個か二個くらいできていたかもしれないと思う。

その怒濤の数か月が終わったとき、気力も体力も尽き果て、更年期も重なって、「死」が非常に近い気分だった。自分の仕事だったから、仕方なかったとはいえ、ひる寝と読書と仕事の適当なバランスを突然変えたのがいけなかったのだと思い知った。その時以来、またひる寝と読書の合間に仕事をやるという元のスタイルに戻して、今日まで生きながらえている(今は完全な朝型なので、早朝から午前中にかけて4、5時間だけ仕事をしている)。

50代の死は早世だとも言えるだろうが、でも大好きな仕事をまっとうし、これから始まる老いの坂をダラダラと下るという苦しみから解放され、そして何よりも、あらゆるところでブラック化する世の中を、もうこれ以上見なくてもすむということでは、太田さんは幸せな死を迎えたと思うことにしたい。

ただ、彼女の字幕やエッセイのファンの人たちは彼女の早世を残念に思っているいることだろうし、私自身は、彼女がドストエフスキーの作品を訳す前に亡くなられたのが、残念と言えば、残念である。彼女の訳でドストエフスキーを読んでみたかった――「字幕屋の気になる日本語」のあとがきの代わりに、友人の作家の方が書いた追悼文によれば、太田さん(←元々はロシア文学が専門)が、これからドストエフスキーの作品を訳す企画があったそうである。

 
[カモミール様へご質問の答え」

ご質問の主旨は、「職場の同僚はスピリチュアルでもなく、何もしていないようなのに、女性にモテる。私はQEとかやっているのに、女性に縁がない。どうしたら私も職場の同僚のように、何もしなくても女性にモテるようになりますか?」  という意味だと理解しましたが、もしそうなら、質問するサイトが間違っています(笑)。そんなこと、私に尋ねられても、わかりません。


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ダグラス・ハーディングの新刊「存在し、存在しない、それが答えだ」(ナチュラルスピリット発行 本体価格 2300円)が発売されました。

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1部 ヒトにおけるセックスと闘争・暴力の問題について
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なお現在は、パソコン等では、横書きの文章のほうが読みやすいという人たちもいると思い、縦書き版と横
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