本を出したあとのダウンな気分2022年09月30日 15時34分11秒

[イベント]
オンライン「非二元の探究―ニサルガダッタ・マハラジの教え」

2022年10月9日(日曜日)午前9時から午前11時

予約・詳細はこちらへ  予約受付終了しました


『仕方ない私(上)(下)』をご購入・ご購読いただきました皆様、ありがとうございました。

それでお小遣いも入るし、もっとうれしい気持ちになるはずなのに、どうも本を出したあと、1ヶ月くらいはいつもダウンな気分である。

よく起こることなので、気持ちがダウンになる理由を、私は自分なりに突き止めて、理解した――それは文章を書いたり、編集作業をしているときは、かなりハイな状態になる、つまり、文章を書いたり、編集作業をしているときは、脳内快楽ホルモン(たぶん、ドーパミン)が出るせいで、ハイになることと関係している。特に本を書いていて、完成が近づくにつれて、ドーパミンの量が増えるようで、本を出す頃がピークになる。

そして、ドーパミンによって盛り上がった気分は、ピークを過ぎれば、盛り下がらずをえず、そのため、本を出したあとはしばらくダウンな調子なのである、とまあ、こんなふうに理解して、納得はしている。

しかも、本(特に翻訳ではなく、自分の本)を出した直後は、書いた内容もまだよく覚えているので、「ああ、あそこはこう書けばよかった」、「あそこは書き足りなかった」、「あの表現は誤解を生むかもしれない」、「もっと時間をかければ、もっとよい作品に仕上がったかも」みたいな、自分の本へのダメ出しのような思考がしばしば湧き、さらに気持ちが一瞬ダウンする。

他の人にもいつも言うように、思考や感情が湧くのを人はどうにもできず、そういうときはただ、低調な気分の中で、思考・感情を眺めているしかない。そして、しつこく否定的思考や感情が続くときは、ラメッシの「神の意志」をマインドの中で水戸黄門の印籠のように取り出し、「どういう仕上がり具合であれ、この時期に、この状態で出たことが、神の意志である。それを受容するしかない」という納得に終わり、思考や感情もそこでたいてい打ち止めとなる。

今はこの程度の気分のダウンですんでいるが、スピリチュアル系の本の仕事を始めた頃は、もっとひどかった。本を作っている最中に必ず一度は体の具合が悪くなり、数日間寝込むことも多かった。たぶん、スピリチュアル系の本には独特のエネルギーがあり、それに心身が慣れていなかったり(本を読むことは慣れていたが、本に関して作業することは、本を読むよりはるかに本との関わりが強くなる)、出版業などという不慣れな仕事に乗り出したりして、そのストレスも原因だったかもしれない。

今は心身がスピリチュアル系の本の作業には慣れたので、本を作っている最中に体調が悪くなることはほとんどなくなり、むしろ先ほども書いたように、気分がかなりハイになっていく。それに、今は本を出したあとの売り上げを、ほとんど気にしなくてもいい気楽な立場である。

お金がたくさん儲からないことを別にすれば、締め切りも、在庫をかかえる不安も、周囲からの圧力もなく、のんきに執筆や翻訳の仕事ができることは、この上もなくありがたいことである。だから、まあ、1ヶ月程度、気分がダウンするのは、実際はたいした問題ではないのだ。ただその間は、思考が飛び散って、ブログを書き始めても、なかなかまとまらない。

でも、ようやく先日から、ジョエル・ゴールドスミスのThe Thunder of Silence(静寂の雷鳴)の最終編集・校正が始まり、ドーパミンの量が徐々に上昇しつつ(笑)あり、今日はようやく久しぶりにブログを最後まで書くことができた。

これから完成までの数ヶ月間、ドーパミンの頂上に向かって、Go! 次回から、The Thunder of Silence(静寂の雷鳴)の紹介を再開する予定です。


[新刊発売]

*『仕方ない私(上)形而上学編――「私」とは本当に何か?』アマゾン・キンドル版(税込み定価:330円)

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*『仕方ない私(下)肉体・マインド編――肉体・マインドと快適に付き合うために』アマゾン・キンドル版(税込み定価:330円)


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海外の方は、USアマゾンからもダウンロードできます。

『仕方ない私(上)形而上学編――「私」とは本当に何か?』https://www.amazon.com/dp/B0BBBW2L8B/ 

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『仕方ない私(上)形而上学編――「私」とは本当に何か?』は、過去10年ほどの間、私が主催している会で、ダグラス・ハーディングの実験、ラメッシ・バルセカール&ニサルガダッタ・マハラジについて話していることをまとめたものです

会にすでに参加されたことがある方には、重複する話がほとんどですが、会で配った資料を体系的に読むことができ、また必要な情報をネット上で即アクセスできる利点があります。付録に、『シンプル道日々2――2019年~2021年』)を掲載しています。(総文字数 約124,000字――普通の新書版の1冊くらいの分量です)

『仕方ない私(下)肉体・マインド編――肉体・マインドと快適に付き合うために』は、肉体・マインドとは、どういう性質のものなのか、それらとどう付き合ったら快適なのか、それらを理解したうえで、どう人生を生き抜いていくのか、主にスピリチュアルな探求をしている人たち向けに、私の経験を多少織り交ぜて書いています。肉体・マインドは非常に個人差のある道具なので、私の経験の多くは他の人たちにはたぶん役には立たないだろうとは思うのですが、それでも一つか二つでも何かお役に立てることがあればいいかなという希望を込めて書きました。付録に、『シンプル道日々2――2019年~2021年』)を掲載しています。(総文字数 約96,500字)













運命の出会い2022年05月17日 15時25分01秒

[イベント]

オンライン「非二元の探求―瞑想と質問の会」

2022年5月26日(木曜日)午後2時-午後4時

申込み・詳細はこちらへ

オンライン「私とは本当に何かを見る実験の会」

2022年5月22日(日曜日)午前9時-午前11時



*ジョエル・ゴールドスミスのThe thunder of Silence(静寂の雷鳴)の本の紹介は、後日続きを書きます。


先月、母の家でテレビの料理番組を見ていたときのことだ。その日の講師であるレストランのシェフの方はその料理(イタリア料理のアクアパッツァ)の作り方を紹介しながら、「この料理との出会いいは、運命の出会いだった」と言った(正確な言葉じゃないかもしれないが、だいたいそんなような主旨)。

その料理はとてもおいしそうで、使っている材料も少なく、今度作ってみたいとは思った。しかし、見た目、人を変えるほどの力があるように見えないシンプルな料理が、人に衝撃を与える可能性の不思議について考えさせられた。

俗に言う、「運命の出会い」。それは料理に限らず、実に無限に多様なものが「運命の出会い」となりうる。

数年前に見たテレビ番組も印象深かった。パチンコが趣味の中年男性が、あるとき著名なピアニスト、フジコヘミングさんが弾いた有名なピアノ曲、「リストのラ・カンパネラ(鐘)」を聞き衝撃を受け、突然、自分もこの曲をピアノで弾けるようになりたい、そしていつかフジコヘミングさんの前で、その曲を弾きたいという、とんでもない野望をいだいたのだ。

今まで一度もピアノを弾いたことがない人間が、難曲の「リストのラ・カンパネラ(鐘)」を弾く! 周囲からも「それは無理!」と言われたにもかかわらず、(奥様は音楽関係の人で、自宅にピアノがあった)、一からピアノを始め、7,8年かけて、ついにその曲をマスター。そして、念願かなって、フジコヘミングさんの前でその曲を弾くことができた、という内容のドキュメンタリーだった。

他にも様々な運命の出会いについて読んだことがある。自殺しようとしていた人が、たまたまラジオから流れてくる歌謡曲を聞いて自殺を思いとどまったとか、暗い家庭環境で生きていた子供時代のある日、テレビで見たタレントのパフォーマンスに感激して、自分もあのように人を笑わせるタレントになりたいと思い、実際にタレントになった人とか。高校時代に、微分積分に衝撃を受け、数学の道を目指すようになった人とか。

「運命の出会い」――歌、パフォーマンス、スポーツ、マンガ、音楽、絵画、映画、本、数学や物理などの学問、車などの機械類、そして様々な人との出会い。運命の出会いには、人の努力や意志とは無関係に、人生の行路を変えてしまうパワーがある。今までとはまったく異質な何かが自分の人生に流入して、自分をどこかへ導いてくれるような、そんな感じである。それはたぶん、スピリチュアルな人たちが好きな言葉で言えば、「恩寵」のようなものだ。恩寵でなければ、「パチンコ三昧の日々」から「ピアノの難曲」への方向転換は難しいだろう。

人が何に衝撃を受けるかは、人によって非常に様々なゆえに、だから、この世界にはこれだけ無数の文化、発明、学問があるのだと思うし、今は個人が自分の「文化」を表現できる様々な手段(インターネット)があるので、その多様性は益々広がっていると言えるだろう。

私の場合は、「運命の出会い」は、25歳のときにスピリチュアルな本に最初に出会って以来、ほぼ本、特にスピリチュアルな本に限定されてきた。もちろん、他の様々な文化も料理も楽しんできたが、「衝撃を受ける」という意味では、ほとんど本、しかもスピリチュアルな本、しかもなぜか全部が外国の本に限定されている。なぜそうなのか? という問いには自分でも答えられない。そういう運命になっていたと言うしかない。

さて、先日スーパーへ行ったら、「アクアパッツァ」の詳細なレシピが置いてあった。私が作っても「衝撃的な出会い」とはならないと思うけど、そろそろ作ってみようかな(ワインに合いそうなレシピ)。



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最近のマイ・ブーム2022年03月28日 08時25分38秒

肉体年齢があがるにつれて、夜に弱くなっている。大昔、夜中の2時、3時まで起きて仕事をしたり、本を読んだりした頃があったとは、信じられないほどだ。元々眠ることだけは問題がない体質ではあったけど、今は夜、読書もできないほど眠い。下手をすると、夜の9時とかに寝入ってしまい、そうなると、朝は3時とかに目が覚めてしまう。さすがにこれはまずいと思い、少なくとも夜は10時まで頑張って起きていようと奮闘(笑)している。

そこで、役に立つのがインターネットの動画である。動画は眠気覚ましにピッタリである(だから、夜、眠れない人はあまり見ないほうがいいのかも)。最近圧倒的に寝る前に見ているジャンルが、料理である。料理研究家、素人、和食料理人、レストランのシェフ、日本人、外国人、女性も男性も料理に関心のあるありとあらゆる人が料理動画を公開している。それらを見て、料理へのやる気を高めている(笑)。そうでもしないと、年々、料理を作る情熱と気力が衰えていくものだ。

料理動画を見て気づいたことは、料理は本で活字を読むより、動画のほうがはるかに作る手順を覚えやすいということである。つまり、記憶が定着しやすいということだ。おかげで、料理の本をほとんど処分することができた。

何人か私のお気に入りの人たちがいて、最近の一番のお気に入りは、「料理のおにいさん、リュウジ」さんの料理動画だ。「どこの自宅にもある材料で、なるべくシンプルに短時間で、失敗なくおいしいものを楽しんで作る」という彼のコンセプトは、今まで料理に興味がなかった人たちにも料理を作ってみようと思わせる。動画の最初がお酒を飲むパフォーマンスから始まるので、最初はびっくりするが(たぶん、本当はとてもシャイな方なのだろう)、ものすごく一つ一つの料理を研究していることが感じられる(料理研究家としては当然のことなのだろうけど)。彼のレシピで色々作ってみた――カレー、おでん、肉じゃが、ナポリタン、チャーハン、その他。どれも短時間でおいしくできて満足した。

思うに、おいしいものを食べて楽しむことは、非常に簡単な平和運動だという気がする。日々平凡ではあるが、なるべく「3食まともに食べる」。これは私の両親の教えでもあり、私ができるかぎり守りたいと思っているものである。

あと、最近によく見る動画は、お笑い系である。お笑いの言葉は、「無意味」であり、そこがいい。
特に最近のお気に入りは、「東京03」とうい男性3人組のグループだ。昔テレビを自宅にもっていたときも少し見ていたが、最近はたくさんの動画が出ているので、まとめて見ている。男同士の関係にある(だろうと、私が想像する)、微妙で切ない自尊心ゲーム、承認欲求ゲームを笑いに包んで演じている。

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「正義感」中毒2022年02月23日 11時01分26秒

[イベント]
オンライン「マインドについて学ぶ会」

日時:2022年3月6日(日曜日)午前9時から午前11時頃まで

詳細は下記へ


オンライン「私とは本当に何かを見る実験の会」

日時:2021年2月27日(日曜日)午前9時から午前11時頃まで
日時:2022年3月3日(木曜日)午後2時より午後4時頃まで

詳細は下記へ

人生と世の中には、(人間的観点、個人的観点では)許しがたいことがたくさん起こるものだ。それは自分に起こる場合もあれば、自分の知り合いや家族の場合もあるし、また広く社会、世界に起こることもある。そういった何かが「許しがたい」と思うとき、私たちに起こる感情・思考が(前回のブログでも少し話題にしたが)、「正義感」である。

私たちが強く感じる「正義感」がどこへ私たちを導くのかは、とても興味深い。

最近、読んだネットの記事に、「正義感」が陥りがちな罠について書かれていた話があった。それは弁護士の方が書いた、夫婦のありふれた離婚にまつわる話である――夫の側が若い女性と不倫し、夫は今の妻とは離婚し、その若い女性との再婚を望んでいた。夫は、妻が離婚に応じてくれるなら、慰謝料を通常の4倍くらいまで出してもいいという条件を出し、妻に離婚を迫った。ところが、妻の側は、不倫されたあげく、夫がその若い女性と再婚して幸せになるなんて、「許しがたい」と思い、離婚に応じなかった。結局、若い女性のほうが待ちきれずに、男性をふって去って行き、夫婦は離婚もせず、不幸な結婚を続けている、とまあだいたいこんな話であったと記憶している。

本当はお金や不倫の問題ではなく、問題はその女性が、別の女性と結婚したいとゴネた夫とその後も心安らかに平和に暮らすことができるかどうかであろう。たぶん、夫を見るたびに、「私が不幸なのは、この夫のせい」と正義感が疼き、不幸が長年蓄積する可能性が大だ。

もう一つの話は私個人に起こったことで、前に住んでいたマンションでの話である。(なぜか、私の場合、住宅に関して興味深い「事件」が起こる)

あるとき、隣の敷地(その当時は平屋の店舗が建っていた)に別のマンションの建設が予定されることになった。そのマンションが建てば、私が住んでいたマンションは日当たりは悪くなるは、見えていた公園は見えなくなるはで、資産価値の下落が確実だった。そのマンションの販売会社と私のマンションの住民との話し合いが行われたとき、「日当たりが悪くなることに関しては、一軒あたり日照時間の減少に応じて、十数万円を支払います」と向こうの不動産会社はそう説明した。

そのとき私は、人が住んでいるところへあとからやって来て、百万円単位の資産価値を奪っておきながら、わずかな補償金でそれを済ませようという動物園的態度が「許しがたい」と思い、公園が見えなくなる分も補償すべきではないかと意見を言った。すると向こうは、「私どもは法律にもとづいてやっておりますので、今までの風景が見えなくなることは、何も違法なことではございません」と言う。(私が住んでいたマンションから見える公園の眺めを完全にふさがないように、設計もできたはずだった)

そこで私も、動物園にわからせるように、動物園の言葉で話すことにした。「私たちのマンションが販売されたとき、『公園が見える』というのが売り文句の一つで、それでこのマンションを買った人も多いと思います。で、今あなた方がやろうとしていることは、私たちのマンションに付いている『公園が見える』という資産ブランドを私たちから奪って、自分たちがこれから販売するマンションに、その『公園が見える』というブランドを付け替えることじゃないですか? そして、自分たちが販売するマンションの公園に面している部屋は、公園が前面に見える分だけ、高く販売するわけでしょう? それなのに、十数万円の補償金って、安すぎませんか? 百万円近い金額、最低でもこの数倍は出すべきでしょう」と私は反論した。

正直に言えば、公園が見えることを私はそれほど気にもしてなかったし、向こうが言うように法律にもとづいているのだから、仕方のないことだったのだけど、そのときは思わず、ガツンと言ってやりたい衝動(愚)に駆られた。

もちろん私のそんな一撃も、向こうは「私どもは法律にもとづいてやっております」をただ繰り返すだけで、結局そのあとは騒動も起こらず、予定通り隣のマンションは建設された。ただ私は個人的には、小さい正義感が疼き続け、(動物園からの)補償金の受け取りを拒否するという選択をした(他人がくれるというお金を拒否したのはその時が人生で初めてだった)。

以上私の愚かな正義感の話であるが、そのときの唯一の救いは、私はその補償金を受け取らなかったことをそのあと一度も後悔しなかったことだ。この話を人にしたとき、「ええ!なんでお金受け取らなかったの?」と驚かれたものだ――人の心の中に潜む「正義感」はけっこう多様で根深いもので、思わぬときに出現する(!)


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梅雨&暑中お見舞い申し上げます2020年07月01日 09時34分55秒

[お知らせ]
*「人をめぐる冒険」、「楽しいお金3」のプレゼント申し込みは、2020年6月30日(火曜日)で終了しました。
*ブログ、しばらく(2、3ヶ月)お休みします。

[お願い]
コメントや質問を書かれる場合は、個人情報(メールアドレス、住所など)は、記載しないように、お願いします。


皆様、梅雨&暑中お見舞い申し上げます

プレゼントには、たくさんの方にお申込みいただき、ありがとうございました。

皆さんに、大昔の本を今、プレゼントできるということは、これらの本が出版された当時、いかに売れなかったか(苦)が、わかろうというものだ。

しかし、今こうしてプレゼントとしてお配りすることができて、「災い転じて福と為す」、「人生万事塞翁が馬」となり、喜んでいる。幸い、送料のほうも国からの給付金(=税金=国民の皆様のお金であって、アベチャンのお金ではない)で、まかなうことができた。給付金の残りはショッピングに散財しようと思い、最近はネット・サーフィンの日々である。

それでは、皆さまも、熱中症&コロナに注意しつつ、楽しい夏をお過ごしください。


[ゆか様へのご質問への答え]

シンプル堂のマインドは完全に夏休み&ショッピング・モードなので、ご質問にうまく答えられるかどうか、自信がないのですが……

たぶん、ご質問の真意は、「バシャールが言っていることは、信頼できそうだが、それは
地球の人間が言っていることと、同じだけの信憑性がありますか?」ということだと思います。

まず、お答えとしては、身も蓋もない答えですが、私にはわかりません。

地球上の誰の言葉も、チャネリング系の人たちの言葉も、信憑性があるのかどうかを決めるのは、聞いている側です。私たち一人ひとりが他人の言葉(シンプル堂の語る言葉も含めて)を聞き、もしそれが真実に響き、リアリティを感じるならば、信じるし、リアリティを感じられなければ、信じない。言葉と人間の関係はすべて、そんなようなものだと思います

ですから、ゆかさんがバシャールの言葉を聞いて、信憑性とリアリティを感じるならば、他の誰が何と言おうと、信じればいいだけです。

ちなみに、私も昔、バシャールを読んで、とても楽しかった時期がありました(30年も前の話ですが)。



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[シンプル堂電子書籍・音声ファイルの販売につきまして]

シンプル堂の電子書籍と音声ファイルの販売を委託していましたDlmarket が
営業を終了し
ました当面、下記電子書籍、音声ファイルの販売はシンプル堂で行います。
ご希望の方は下記シンプル堂までご連絡ください。


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ため息セラピー2020年05月31日 10時22分43秒

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「人をめぐる冒険」「楽しいお金3」プレゼント


ご希望の方に、「人をめぐる冒険」「楽しいお金3」(紙の本です―電子書籍版はアマゾンで購入できます)をプレゼントします。(送料も含めて無料です。締め切り2020年6月30日まで。または先着100人で締め切りです。)

*申し込まれてから、1週間しても連絡が来ない方、あるいは連絡が来てから1週間しても本が届いていない方は、改めてご連絡お願いいします(できれば、別のメールアドレスから)


5月の初め頃だったか、民放のバラエティー番組(「世界で一番受けたい授業」?)で作家の五木寛之さんのインタビューを見た。その日の朝、新聞のテレビ欄で、「五木寛之」という名前を見つけ、「わお!五木さん、バラエティ番組に出るんだ」となつかしくなったからだ。

なぜなつかしいかと言うと、高校生の頃の私にとって、五木寛之さんはアイドルで、退屈な学校生活と勉強の合間の唯一の息抜きが彼の本を読むことだったからだ。当時彼は30代後半(私の肉体年齢よりも約二十歳くらい年上)で、ハンサムで陰のあるクールな風貌と彼の文章が高校生の私を惹きつけてやまなかった。私は彼の本によって、「デラシネ」(根無し草)という言葉を覚え、根が地下100メートルも生えているような家庭(笑)に生まれ育った私は、「デラシネ」という言葉に象徴される自由な生活にとてもあこがれたものだ。今から約半世紀前の話である。

大学へ行ってからは、彼の本への熱狂も冷め、それからの長年ほとんど忘れていたが、彼が「大河の一滴」(幻冬舎)を書いたあとから、また少し読み始め、彼が仏教や正当医学によらない健康法(野口整体など)に傾倒していることを知った。一番最近読んだ本は、「親鸞」(講談社)である――「大河の一滴」は彼の自伝的エッセイで、その中で、彼が家族とともに終戦のときに、朝鮮半島から日本へ戻って来たときに見た地獄の風景が綴られている)

そのテレビ番組は彼のインタビューと彼の著書、「大河の一滴」からの引用で構成されていた。冒頭、彼は「自分は性格が暗いので、テンションが高いバラエティ番組には向かないので、今までは、出演の依頼をお断りしてきた」と話し始め、今回はコロナ感染拡大で、苦境にある人たちへ自分なりのメッセージを伝えたいという感じでインタビューは進行していった。

今回の番組の中でいくつか記憶に残っている話は、極限的状況(強制収容所や自然環境が過酷な場所)のときに、どんなことが、人が生き延びるのに役立つかという話で、一つは「ユーモア」、それから、「洗顔や歯磨きや挨拶をきちんとする規則正しい生活」(笑)が重要という話だった。基本的に彼の話は仏教的で、「人生は苦であり」、それをため息をつきながら、受容するというよう
な主旨だ。

それから、本やインタビューの中で五木さんの言葉に強く感じることは、「人が生き延びるということは、他者の犠牲を伴う」という人生観である。これはどういうことかといえば、色々例を挙げてみれば:

*人類という種が生きるために、他の生き物の命をもらっている。
*日本などの先進国の国民が安あがりで快適な生活をするために、より貧しい国の貧しい人々が犠牲になっている。
*強くたくましい人たちは、弱くて心優しい人たちを踏み台にして生きていく。
*一人の成功者の陰に、成功できない大勢の人たちがいる。

というようなことである。

こういった現実は誰もどうすることもできない。だから、自分がどちらの側(強い側、成功した側、あるいは弱い側、失敗した側にいても)、それを眺めることは「悲」であり、その「悲」は仏教の「慈悲」にも通じるものだ。「大河の一滴」以後の五木さんの文章には、特にその「悲」と深いため息を感じる。

彼がどれだけ作家として成功しても(彼は作家としては戦後の日本で、本が売れたという意味で、最も成功した一人であろう)、その成功にそれほどの幸福を感じていないように見えるのは、彼が生きてきた人生の中で、「強くたくましい人たちが、弱くて心優しい人たちを踏み台にして生きていく」風景を見てきたからであり、そして彼は自分もその「強くたくましい側の人間」であることを自覚しているからだと思う。

五木さんが、「大河の一滴」で、そしてバラエティ番組にまで出演して、自分の辛い過去を赤裸々に語るのは、人がどれほど成功していても(あるいは、幸せそうに見えても)、あらゆる人には他の人には理解できないその人特有の苦や不幸というものがあり、「苦しんでいるのはあなただけでありませんよ。みんなが苦を背負って生きていて、それが人生なんですよ」ということを、今、不幸や苦痛の中にいる大勢の人たちに伝えたいからだ、と私は感じている。

しかし、どれだけ自分の苦を言葉で語っても、あるいは共感してくれる人が周囲にいたとしても、本当のところ誰も自分の苦を言葉では語り尽くせるものではない。だから、辛いときは、「仕方ない」(私が好きな日本語の一つです)と、ため息をつきながら生きるしかないのである。そして、ため息をつくことで、苦をちょっとだけ吐き出して、活力を得て、日々少しの喜びを感じて生きる――それがほとんどの人の日常であろう――賢者ニサルガダッタ・マハラジでさえ、自分の教えが理解されない「苦」で、ため息の日々であったことが、「ニサルガダッタ・マハラジが指し示したもの」の本からうかがえる。

番組の最後のほうで、五木さんがよく引用する20世紀前半に活躍したロシアの文豪、ゴーリキーの言葉が紹介されていた。

「人生ってのは本当にひどいもんだ。でも だからといって自分でそれを投げ捨てるほどひどくはない」(という言葉を残したゴーリキーであるが、ウキペディアの情報によれば、政治的からみで暗殺(!)によって死んだらしい)

そんなこんな、半世紀前のアイドルをまじまじ見て、たぶん独自の健康法の効果のせいか、90歳近い年齢(1932年生まれ)で五木さんはとてもお元気そうで、うれしかった。お互いに半世紀、生き延びましたねって、感じで。

さて、最近、姉妹の一人が中国語の勉強を始めて、その音調の一つが日本語のため息、「あぁーあー」に似ているんだそうで、4月5月は何かにつけて、中国語音調風ため息をつきながら、バカバカしいことを言って笑うことが多かった。

あぁーあー、毎日毎日コロナの話ばっかり!
あぁーあー、今日もまたアベチャンのあのだらだら会見!(私たち姉妹は「安倍首相」のことを親しみをこめて、「アベチャン」と呼ぶ)
あぁーあー、アベノマスクなんて、税金の無駄遣いの極み!(まだ届いていないけど)
あぁーあー、今日も生きているか(生かされているか)!
あぁーあー、今日のランチ、何食べる?

もしアベチャンをおちょくる程度では、笑えない方には、井上陽水さんの「からたちの花」風ため息はどうだろうか?

あぁーあー あんたとあたい、頭も悪いし、からだも弱いし、顔も悪いし、運も悪いし、仲も悪い……(人生の)血がにじむ ♪♪


「からたちの花」歌動画
https://www.uta-net.com/movie/41109/

皆さんも、辛いときには、ため息セラピー試してみてください。


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炒めないカレー2020年05月23日 16時46分47秒

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[ご質問への答え]
「ロバート・アダムスの本の発行時期は未定です(たぶん早くて数年後です)」


最近、気分があまりのらず、長い文章が書けそうにないので、今回は料理の話にします。

昨年、図書館でたまたまカレーの本の特集をやっていて、数冊を借りて読んでいた。そういう本に出ている一流シェフが作るカレーはとてもおいしそうで、レシピもついているのだけれど、本格的に作る意欲はわかず、ただ気分転換においしそうな写真を眺めて、カレーに人生の情熱をかけている人たちの話を読んでいた。

たった一つだけ、「ああ、これなら作れそう!」というものを見つけ、作ってみたら、シンプルで、時短で(今までの半分くらいの時間で完成)、玉ねぎを炒めないで大丈夫か?と思ったけど、けっこうおいしい。(と、私は気に入ったので、母の家でも作ったら、「まあまあ、おいしいけど、でも、ルーをたくさん買うのが面倒だし、残ったルーが冷蔵庫の場所を取る」と言われた)

それはどういうカレーかというと、和食の店で出している「炒めないカレー」というもので、
野菜も肉も一切炒めないカレーだ。

信じられないほどのシンプルさで、分量の水に野菜と肉を一緒にいれ、野菜が煮えたら、市販のカレールーを入れる、というもの。

コツは、三つ(だったと記憶している)で、

1カレールーは、スーパーなどで市販されている、種類の違う甘口、中辛、辛口をまぜて入れる。
2カレールーを入れる前に、塩を少し入れる。
3カレールーは人数に対して、多め。(4人分で、水800ccに対して、カレールー、各2かけ×3種類=6かけ)。

炒めないので、あっさり系のカレーで、食後、胃にもたれないのもいい。昨晩もこのカレーを久しぶりに作って食べた――肉がなかったので、鯖缶で代用して。

詳しくは「シェフのご自慢カレー」(世界文化社)



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イエス・キリストからのアドバイス2020年04月12日 08時45分37秒

[下記のイベントは中止になりました]
2020年5月17日(日曜日)(岐阜県岐阜市)
2020年5月23日(土曜日)(東京)


3月、4月は、普段よりさらに引きこもって本を読んで、昼寝をしている。世の中が非常事態のときに、いつもにもまして大事だと思うことは、日々普通に暮らすこと、そしてその普通で平凡な今日をありがたく思い、平和に楽しむということだ。

もし家族がいるなら、その存在を喜び、仕事があるなら、その仕事を喜び、三食食べることができることを喜ぶ――今日あるものは、ひょっとしたら、明日にはないかもしれない……

春は、花を眺めるのも楽しい。母と散歩の途中、母が自宅や近所の花壇の花に目をとめて、「きれいだね」と言う。私も無言でうなずき、花の美しさ(神の顕現)に改めて目覚める。

「今ここに在るものを喜び(受容し)、ないものを嘆かない」

もし皆さんが「運」というものに興味があるなら、これはどんなときにも人生の運のよくする最強の方法である。特に今のように、世の中に不安と恐怖心が蔓延しているときこそ、非二元系スピリチュアルな道にいる私たちは日ごろ学んでいる霊的知恵、特に「受容」を実践するべきである。

最近よく読む新約聖書から、イエス・キリストのアドバイスを紹介すると:(特に今のような時期、「マタイによる福音書」5書から7章はお勧めである)

「わたしはあなたがたに言う。悪(人)に手向かうな」(5章39)

「わたしはあなたがたに言う。敵を愛し、(あなたがたを)迫害する者のために祈れ」(5章44)

人類は今、自分たちを迫害しているコロナ・ウイルスという悪(敵)と戦っているような状況である。しかし、イエス・キリストの「悪に手向かうな」の意味は、心の中では敵を憎んではいけない、というより、さらに言えば、そもそも心の中では「敵」を作ってはいけないという意味である。

先日も書いたように、常識程度にコロナ・ウイルス対策をし、世の中の状況に過剰に反応しないことである。私の経験と理解によれば、状況を嫌ったり心配したり、憎むほど、自分が嫌ったり憎んだりする状況が寄ってくる確率が高くなる。

私は祈る体質ではないので、「敵(コロナ・ウイルス)」のために祈ったりしないが、代わりに最近は、ウイルスについて理解しようと思い、多少勉強してみた。(それについては次回に書く予定です)。

その他瞑想すべき、イエスの言葉を紹介すると:

「空の鳥を見るがよい。まくことも、刈ることもせず、倉に取りいれることもしない。それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていて下さる。あなたがたは彼らよりも、はるかにすぐれた者ではないか」(6章26)

「まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのもの(注――必要な物事)は、すべて添えて与えられるであろう」(6章33)

「だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である」(6章34)


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コロナ・ウイルスよりも怖いもの2020年03月15日 11時03分21秒

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先日、トイレット・ぺーパーの在庫がなくなりかけていたので、(トイレット・ぺーパー不足のニュースを知らずに)いつもの薬局へ、いつものブランドのトイレット・ペーパーを買いに行ったら、まだ開店直後だというのに完売していて、一個もない。「ああ、今日は特売で、すごく安かったのかも」と呑気に考えて、値段を見ても、いつもの値段がついている。仕方なく、いつもは買わない高級ブランドのトイレット・ぺーパーが幸いにも2,3個残っていたので、その一つを掴んでレジに向かうと、長蛇の列である。「ああ、何かあったのだ」とやっと気づき、前に並んでいる人に尋ねた。するとその人が、「トイレット・ぺーパーが不足するっていうニュースがネットに出たんですよ。たぶん、デマなんでしょうけど」と教えてくれた。

最近、ネットでもパンデミック(pandemic)というカタカナ語をかなり見かけるようになっているが、この言葉の辞書的意味は、「病気の世界的流行」という意味であり、こういうデマの拡散は「心理的パンデミック」と呼ばれる。

トイレット・ぺーパーが不足すると聞けば、トイレット・ぺーパーは必需品なので、誰でも一瞬は「大変!」と思うはずであり、その反応は止められないものである。しかし、その一瞬の反応のあと、どう行動するかは、人によって様々で、すぐに理性を取り戻す人と、極度の恐怖パンデミックに陥る人、あるいは買い占めて、金儲けをしようとする人など、それぞれである。

マスクが買えないお客から怒られて疲弊している薬局の店員さんの「コロナ・ウイルスよりも人間のほうが怖い」という主旨の投稿がネットに出ていたけれど、マスクが買えないことで、薬局の店員さんに文句を言ったり、怒鳴りつけたりする人たちは、明らかに理性がぶっとんだ恐怖心に乗っ取られている。

なぜなら、冷静に考えれば、店員さんたちは、マスクがないから、「マスクはありません」、いつ入荷するか知らないから、「いつ入荷するかわかりません」と正直に答えているだけで、別に意地悪で、「マスクがない」とか、「いつ入荷するかわからない」と言っているわけではないことが、わかるはずだからである。

そんなことも判断できずに、自分の恐怖心を怒りに変えて、罪のない人にぶつける人たちが、もし大勢出現したら、それこそ怖いことだ。

まさか、マスクやトイレット・ペーパーくらいで、人殺しはないとは思うけど、歴史をひもとけば、集団恐怖パンデミックは、イエス・キリストの虐殺(最近、次の本のために、聖書を読むことが多い)から、ヨーロッパ中世の魔女狩り、ヒットラーのユダヤ人虐殺、そして日本でもかつてデマによって朝鮮人の人たちを虐殺した話など、山ほどある。みな普段は普通の善人たちが、恐怖パンデミックに感染したとたん、理性を失って、人殺しに加担してしまうのである。

私たちは、「恐怖」というものを甘く見るべきではないと思うし、「私は、一個の肉体ではないから、大丈夫」(笑)などという非二元系スピリチュアル的な信念で、自分の恐怖を覆い隠しても役にも立たない。

こんなふうに全国に広がっている感染系の病気の場合、確率的に言えば、100%絶対にかからない人もいなければ、100%絶対にかかる人もいない。ただ私たちにできることは、できるかぎり、かかる確率を下げるだろうと思うことを日々実行することくらいである。

具体的には、常識的に言えば、うがい、手洗い、充分な栄養と充分な睡眠、そして、ストレスを蓄積しないこと、そして、多少スピリチュアル的な話にはなるが、過剰な心配と恐怖心をもたないことなど(過剰な心配と恐怖心は免疫機能に悪影響を与えると、私は感じている)。

要するに、普通程度の予防をして、あとは、「もし普通に予防をしても、万一それでもコロナ・ウイルスに感染したら、それはそれで仕方ない」と、いさぎよく諦める(笑)。そのときこそ、非二元系の教えを学んでいる人は(他人には言わないとしても、自分の心の中で)、「神の意志」をもち出してもよいと思う。

今回のコロナ騒ぎで改めて実感したことは、人類の経済=人間の活動であるということで、人間の活動・移動が制限されたとたん、経済はあっという間に収縮したということだ。しかし、その「おかげ」で、今年の1-2月の地球上の二酸化炭素排出量が激減して、地球温暖化防止のためには「よかった」ようである。

人類にとっての「悪」は、地球環境全体にとっては「善」――心痛む事実ではあるが、地球という一つの巨大生命体にとっては、人類は負担になりつつあるのかも……一部の学者たちの考えによれば、地球上の人類はもはやかなり定員オーバーで、地球が養える適正な人類の数は、35億人、今の約半分くらいなのだそうだ。


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死ぬ方法2020年01月16日 13時56分16秒

皆様、明けましておめでとうございます。


今年も気ままにブログを書いていく予定ですので、お時間があるときに気楽にお付き合いください。

先日の新聞で、ある哲学者の方が死ぬ方法として「断食」について書かれていた。(山折哲雄「先祖たちがつみあげてきたこと」1月11日(土)朝日新聞土曜版)

彼は若い頃、大病で入院したとき、強制的断食状態になり、それは最初はつらかったが、最後はとても気持ちのよい体験だったと書いている。「断食」とは大昔から、寿命を悟った高僧たちが採用してきた方法でもあるそうだ。

また以前ネットで、昔の離島などで、医学的治療が受けられなかった時代に、寿命が終わりかけていた人たちに、「断食」的方法が採用されていた、という記事を読んだこともある。

こういう話を読んで、寿命が終わりそうな頃、死ぬ方法として、断食(=飢餓)はとても良さそうに私にも思え、それを姉妹に話したら、「断食なんて、つらすぎる!」と反論された。

が、私も昔、ヴィパサナ瞑想に参加したとき、コースの間夕食を食べない経験から、「食べない」ことが、とても体を軽くすることを知ったので、「断食」で死ぬのは人が想像するほど、つらくないだろうと、予想している。

それから、昨年読んだ本に、ある国(たぶん、オランダだったと記憶している)で行われている安楽死の話が書かれてあった。その国では、安楽死の前に友人・家族が全員集まって、楽しいパーティーを開いてその人を見送り、それから安楽死へ旅立つという内容だった。その著者の方は、それを数年前に日本で話題になった、著名な評論家の自殺(入水自殺で、その自殺を助けた何人かの人たちが自殺ほう助で逮捕された)と比較し、同じ「自殺」でも、国が違えがずいぶん雰囲気が違うことを強調していた。

「断食」にしろ、「安楽死」にしろ、その他の方法にしろ、これからの日本では、(高齢者にとっての)「死ぬ方法」について、ますます議論が為される時代になるはずである。現実的経済的観点からいっても、高齢の老人たちの長生きをもうダラダラ支える余裕のない時代になりつつある。

前にも書いたように、シンプル堂と呼ばれている物体はどんどん目的志向の人になりつつあるので、「断食で静かに平穏に死ぬという夢」(笑)をかなえるにはどうするかを考え始めている――でも、たぶんそれは、諸々の条件がそろわないと実現しない、結構ハードルの高い「夢」になりそうである。


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ラメッシ・バルセカール     『誰がかまうもんか?!』電子書籍版が発売されました。




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