人は記憶でできている2024年03月26日 08時58分53秒

[ハム様へ]
コメントをありがとうございます。

Sam Harrisの本は一冊読んだことがあります。今手元にないので、題名は忘れましたが、その中でダグラス・ハーディングのワークを好意的に紹介し、またインドの賢者への言及も確かあったように記憶しています。スピリチュアルに関して、素晴らしい理解をもった人だと思います。今のところ、私が翻訳する予定はないですが、将来のことはわからないです。 


[お知らせ]

*Youtube新シリーズ 猿笑(さるわらい)非二元講座」
*『ハートの静寂』(ロバート・アダムス著 ナチュラルスピリット発行)電子書籍版が
発行されました。詳細はこちらはへ。




親の介護は大変なことも多いが、まじかで人の老いを観察できることがとても興味深い。特に認知機能、思考・感情機能の老化というか変化を、私は関心をもって眺めている。

母は92歳くらいまでは認知機能にほとんど問題がなかったが、93歳くらいから徐々に衰えた感じだ。その頃、何があったか記録を付けているわけでもないのでだいたいの推測であるが、まず料理・洋裁をやらなくなり、近所の親しい友人が亡くなって、話相手がいなくなった頃に、一気に認知機能が衰えたようだ。

物と人の名前、そして関係を忘れ続け、現在、人名で覚えている名前はついに3個になった。自分の名前と子供たちの中の一人の名前と、そしてなぜか岸田首相(笑)。岸田首相がテレビに映ると、「岸田さん、岸田さん」と言って、喜ぶ。

母が一番執着していた「母という自己像」も完全に消えて、それと同時に、子供たちも母の記憶から消えている。今は、自分のまわりで見る人は全員、自分の世話係か自分の相手をしてくれる人で、たぶん母の今の自己イメージ(がもしあれば)は2歳くらいの子供である。

そんな母の記憶と感情の変遷を眺めていると、人は記憶でできているが、記憶がなくなっても、生きることは続くので、生の本質は人(=記憶)ではないということがわかる。そして、母の場合、思考機能が衰えるにつれて、感情のほうはどんどん自由奔放になり、昔は自分の感情をめったに表に出さない人だったのに、今は喜怒哀楽を自由に発散させている。

長い間の、よき母、よき妻であらねばならないという、人(=記憶)としての重荷から解放されて自由になり、ある意味では母は幸福なのかもしれないし、その一方で、現実が一瞬かい間見え、いつも人の世話になっている重荷を感じるとき、「もう何もできないから、自分は死んだほうがいい」とか、「死にたい」と、落ち込んでつぶやくこともある。

そんなとき私は、母に意地悪くこう声をかける。「あのね、もうすぐ夕食だけど、死ぬなら、夕食、食べないよね?」すると、母は突然元気になって、大きな声で、「夕食、食べる!」と言う。

最近、一番可笑しいことは、父(母の夫)がいつの間にか「将軍様」になったことだ。それは、たぶん、母と一緒にテレビを見ている部屋に父の大きな遺影が壁にかけてあり、そして最近ずっと、時代劇「暴れん坊将軍」を見ているせいだ。母はテレビの映像と現実の区別がつかず、父の遺影とテレビの中の将軍が一つになっている。

「今晩は、将軍様のところへ泊めてもらう」と毎日のように言い、そのたびに私は、テレビを指差し、「ほら、将軍様は、今お仕事中だから、仕事が終わったら、二人で頼みに行こう」と言うと、うれしそうに、「私、この人、大好き!」と、ほとんど目がハートマークになり、うっとりと父の遺影を眺めている。

父が生きているときに言ってあげれば、どれだけ父も喜んだかと思うのだが(昔は散々、父についての不満を子供たちは聞かされたものだ)、それでも母にとって父(夫)の記憶がいつのまにか「よい」イメージだけになったことは驚きだ。それはひょっとしたら、母の場合、脳の老化のよい面なのかもしれない。

人=記憶、非常に重要ではあるけれど、本質ではない。そのことを心に留め、日々老いる(変化する)記憶機能を自分のことも含めてユーモアをもってこれからも眺めていきたいものだ。



[昨年出版された本]

*ジョエル・ゴールドスミス著『静寂の雷鳴』

本体価格:2,380円+税
本文ページ数:333ページ
発行:ナチュラルスピリット



[その他の本]

『仕方ない私(上)形而上学編――「私」とは本当に何か?』アマゾン・キンドル版(税込み定価:330円)

目次の詳細は下記へ。

販売サイト


*『仕方ない私(下)肉体・マインド編――肉体・マインドと快適に付き合うために』アマゾン・キンドル版(税込み定価:330円)


目次の詳細は下記へ

販売サイト




















私がいない!2023年07月02日 09時04分07秒

皆様、暑中・大雨、お見舞い申し上げます。

[イベント]
オンライン「私とは本当に何かを見る実験の会」
2023年7月13日(木曜日)午後2時から午後4時
2023年7月16日(日曜日)午前9時から午前11時


オンライン「非二元の探究―思考の性質」
2023年7月20日(木曜日)午後2時から午後4時
2023年7月23日(日曜日)午前9時から午前11時 


[お知らせ]

*ジョエル・ゴールドスミス「The Thunder of Silence」(正式タイトル未定)が、
8月下旬出版予定となりました。今後、タイトル、価格が決まりましたら、順次お知らせします。

*1994年10月に、バーソロミューが東京でおこなったワークショップの記録を下記で公開しています
(英語と日本語通訳の音声と日本語字幕付き)。現在(1)から(11)まで公開中。


先日の晩のことだ。夜の11時頃に、隣の部屋から母の叫び声が聞こえてきた。私が母の部屋へ行くと、母がベッドに腰かけて、何か叫んでいる。

よく聞くと、「私がいない。不思議だ。私を探しにいかなくちゃ。どこへ行けばいいのか、わからないから、困っている。もしかしたら、私は死んだのかもしれない」みたいな言葉を繰り返している。

母が夜に目を覚ましたときに、叫ぶことはよくあることで、いつもはたいてい、「お腹すいた」、「夕食食べてない」、「(オ)シッコに行きたい」、「誰もそばにいない」、「〇〇さん(母の昔の友人の名前)に会いに行く」というような、ごく日常的な平凡な言葉だ。それが先日の晩は、「私はいない。不思議だ。私を探しにいかなくちゃ」と、いきなり形而上学的スピリチュアル的悩み(笑)になっている。

母はスピリチュアルとか宗教とか、人間の心理にさえまったく関心がなく、非常に外向きな人だったで、今まで母から「私」に関する悩みや言葉など聞いたことがない。私は生涯初めて母から聞いたその形而上学的言葉にびっくりし、「ほら、お母さんの『私』はそこにいるよ」と言いながら、母にわかるように、母の体を強く触りながら言った。それでも母は、「違う、違う。私がいない。私は死んだのかもしれないけど、向こうにいるかもしれないから、探しに行く」と言い張り、立ち上がって、部屋から出ようとする。

なんとか説得して、ベッドに戻しても、まだ「私がいない。不思議だ。探しにいかなくちゃ」を繰り返し、そうこうしているうちに疲れて寝入ってしまった。

介護は大変なことも多いけど、時々可笑しいことが起こる。母をここ数年間見てきて思うことは、人間の精神は非常に複雑で、その中にたくさんの人格があるということである。私が「母」として知っていた人は、そのほんの一部であったことがわかる。今は、母という人格は完全に、それこそ「死んで」しまっている。

今後また母が「私がいない!」と言うのかどうかはわからないけど、最晩年、母からスピリチュアルな人格が出てきて(笑)、「私」をめぐって会話ができたら、楽しいかもしれない。


[昨年の発売された本]

『仕方ない私(上)形而上学編――「私」とは本当に何か?』アマゾン・キンドル版(税込み定価:330円)

目次の詳細は下記へ。

販売サイト


*『仕方ない私(下)肉体・マインド編――肉体・マインドと快適に付き合うために』アマゾン・キンドル版(税込み定価:330円)


目次の詳細は下記へ

販売サイト


海外の方は、USアマゾンからもダウンロードできます。
『仕方ない私(上)形而上学編――「私」とは本当に何か?』
https://www.amazon.com/dp/B0BBBW2L8B/ 

『仕方ない私(下)肉体・マインド編――肉体・マインドと快適に付き合うためにhttps://www.amazon.com/dp/B0BC5192VC/


『仕方ない私(上)形而上学編――「私」とは本当に何か?』は、過去10年ほどの間、私が主催している会で、ダグラス・ハーディングの実験、ラメッシ・バルセカール&ニサルガダッタ・マハラジについて話していることをまとめたものです

会にすでに参加されたことがある方には、重複する話がほとんどですが、会で配った資料を体系的に読むことができ、また必要な情報をネット上で即アクセスできる利点があります。付録に、『シンプル道日々2――2019年~2021年』)を掲載しています。(総文字数 約124,000字――普通の新書版の1冊くらいの分量です)

『仕方ない私(下)肉体・マインド編――肉体・マインドと快適に付き合うために』は、肉体・マインドとは、どういう性質のものなのか、それらとどう付き合ったら快適なのか、それらを理解したうえで、どう人生を生き抜いていくのか、主にスピリチュアルな探求をしている人たち向けに、私の経験を多少織り交ぜて書いています。肉体・マインドは非常に個人差のある道具なので、私の経験の多くは他の人たちにはたぶん役には立たないだろうとは思うのですが、それでも一つか二つでも何かお役に立てることがあればいいかなという希望を込めて書きました。付録に、『シンプル道日々2――2019年~2021年』)を掲載しています。(総文字数 約96,500字)



















情報のカスタマイズ2023年03月20日 09時43分07秒

[お知らせ] 
「ダグラス・ハーディング1996年東京ワークショップ」の音声ファイル(に字幕と画像を付けたもの)を、youtubeに(1)から(14)まで公開しました。
 (一つの動画は15分くらいです) 

シンプル堂youtubeサイト

[新刊情報] 

「バーソロミューとの旅(上)日本編」(バーソロミュー著 ナチュラルスピリット発行)


「バーソロミューの旅日記(上)日本編」が新しいタイトルで復刊されました。シンプル堂が「バーソロミューの思い出」を寄稿しています。


今の時代、何かわからないことがあるとき、ほとんどの人(ネットが使える人)は、誰かに訊いたり、本や雑誌で調べたりするより先に、まず最初にネット検索をして調べることだろう。もちろん、私もそうしている。

1月に神経痛の痛みが突然起こったときも、ネットでかなりの情報を調べた。西洋医学、漢方、針灸その他の専門家の方々が懇切ていねいに、それぞれの立場から原因と治療法について、文章や動画で説明している。簡単に自分でやれる方法がないかと調べまわり、ある動画サイトで説明された方法が、とてもシンプルで自分にも実践できそうなので、それを試してみることにした。なんとなく効果がある感じがしたので、数週間続け、それに加えて、ストレッチとマッサージ(それとQEも)もおこない、しだいに痛みがなくなり(たぶん、気温が上昇したのもよかったのかも、と思う)、今は痛みがほとんど起こらなくなっている。医者にいかずにすんで、ほっとしている。

このように、ネットの情報は本当にありがたいものだといつも思うのだ。その一方で、これもたぶん、多くの人たちが悩むことだろうと想像するのだが、情報があまりにありすぎて、どれが自分にとって必要な正しい情報なのかが、わからないという問題に直面する。

現在、情報自体はかぎなくただ(無料)である。つまり、情報そのものを手に入れるのに、お金を払わずにすむ時代である(だからこそ、かつて有料で情報を提供してきた、マスコミや出版産業の苦境があるわけである)。しかし、どの情報が(自分にとって)適切なのか、それを判断する(つまり、それが情報のカスタマイズ=情報を特定の個人に合うように選択・加工する)のがますます困難になっている感じである。

目が疲労することを除けば、私自身は大量の文章を読むことには慣れているので、検索自体はそれほど苦ではないが、それでも、目当ての情報にたどり着くのはけっこうな時間がかかる。基本は、自分にとって、読みにくい、わかりにくいものは、少し読んで、すべてパスし、読みやすく、わかりやすい説明のものを選んで複数読むことにしている。気に入ったものがあれば、文章であれば印刷して読み、動画であれば、何度も見る。そうやって私自身は情報をカスタマイズしている。

先日話題にしたチャットGPTは、たぶん、その情報のカスタマイズを助けてくれるツールになるのかもしれない。チャットGPTに何か個人的質問をする。たとえば、「私は今、〇〇の後遺症らしい神経痛の痛みが出ているのですが、医者に行かず、薬も飲まず、お金もできるだけ使わず、一番簡単に痛みをなくす方法を教えてください」みたいな個人的質問をチャットGPTにする。するとそれは、世界中から膨大なサイトを検索して、私に合った情報を教えてくれるというわけだ。その情報が的確であれば、検索に費やす膨大な時間を節約できる。

しかし……チャットGPTのようなツールを開発している背後にいる人たちはビジネス系の人たちだ。彼らも100%無償奉仕というわけではないだろうし、早い話が、「自分たちが与えたいと思っている」情報に偏る可能性は充分にある。そして、寄せられた質問を集計して、それをまた今後のビジネスに生かそうとするだろう、くらいは当然予想できる。

情報のカスタマイズ――本当はリアルな人間にやってもらうのが、一番貴重で贅沢なことなんだと思う。先日、JRの切符を買いに、旅行代理店へ出かけたときのことだ。旅行に出かける人が増えたせいで、窓口は混雑し、JRの切符1枚買うにも、30分くらいは待たなければならない。私が自分の順番を待っている同じテーブルで、もうすぐ旅行に出かけるらしい女性が、旅行日程表を見ながら、スタッフの人にあれこれ質問し、それに対して、スタッフの人がアドバイスも含めて懇切丁寧に答えていた。私は思ったものだ。「窓口に来れば、今はまだ『リアルな人間による』こういった親切な情報のカスタマイズを受けることができるが、将来はそれすら不可能になるかもしれない」

少子化(=労働人口の減少)が急速に進む日本では、世界で一番、人型AIロボットが社会のあちこちに配置される可能性がある。数十年後、私たちは、ホテル、旅行代理店、お店などで、対応しているスタッフが、本物の人間かそれともAIか見分けがつかなくなるかもしれない。そんなときは、「あなたはAIさんですか?」と訊いても、AIであれば、怒ることなく(客対応にカスタマイズされているので)、にこやかに「はい、そうですよ」と答えてくれるだろう。慣れれば、不機嫌な人間のスタッフや店員よりはいいかも……


[昨年の発売された本]

『仕方ない私(上)形而上学編――「私」とは本当に何か?』アマゾン・キンドル版(税込み定価:330円)

目次の詳細は下記へ。

販売サイト


*『仕方ない私(下)肉体・マインド編――肉体・マインドと快適に付き合うために』アマゾン・キンドル版(税込み定価:330円)


目次の詳細は下記へ

販売サイト


海外の方は、USアマゾンからもダウンロードできます。
『仕方ない私(上)形而上学編――「私」とは本当に何か?』
https://www.amazon.com/dp/B0BBBW2L8B/ 

『仕方ない私(下)肉体・マインド編――肉体・マインドと快適に付き合うためにhttps://www.amazon.com/dp/B0BC5192VC/


『仕方ない私(上)形而上学編――「私」とは本当に何か?』は、過去10年ほどの間、私が主催している会で、ダグラス・ハーディングの実験、ラメッシ・バルセカール&ニサルガダッタ・マハラジについて話していることをまとめたものです

会にすでに参加されたことがある方には、重複する話がほとんどですが、会で配った資料を体系的に読むことができ、また必要な情報をネット上で即アクセスできる利点があります。付録に、『シンプル道日々2――2019年~2021年』)を掲載しています。(総文字数 約124,000字――普通の新書版の1冊くらいの分量です)

『仕方ない私(下)肉体・マインド編――肉体・マインドと快適に付き合うために』は、肉体・マインドとは、どういう性質のものなのか、それらとどう付き合ったら快適なのか、それらを理解したうえで、どう人生を生き抜いていくのか、主にスピリチュアルな探求をしている人たち向けに、私の経験を多少織り交ぜて書いています。肉体・マインドは非常に個人差のある道具なので、私の経験の多くは他の人たちにはたぶん役には立たないだろうとは思うのですが、それでも一つか二つでも何かお役に立てることがあればいいかなという希望を込めて書きました。付録に、『シンプル道日々2――2019年~2021年』)を掲載しています。(総文字数 約96,500字)










本を出したあとのダウンな気分2022年09月30日 15時34分11秒

[イベント]
オンライン「非二元の探究―ニサルガダッタ・マハラジの教え」

2022年10月9日(日曜日)午前9時から午前11時

予約・詳細はこちらへ  予約受付終了しました


『仕方ない私(上)(下)』をご購入・ご購読いただきました皆様、ありがとうございました。

それでお小遣いも入るし、もっとうれしい気持ちになるはずなのに、どうも本を出したあと、1ヶ月くらいはいつもダウンな気分である。

よく起こることなので、気持ちがダウンになる理由を、私は自分なりに突き止めて、理解した――それは文章を書いたり、編集作業をしているときは、かなりハイな状態になる、つまり、文章を書いたり、編集作業をしているときは、脳内快楽ホルモン(たぶん、ドーパミン)が出るせいで、ハイになることと関係している。特に本を書いていて、完成が近づくにつれて、ドーパミンの量が増えるようで、本を出す頃がピークになる。

そして、ドーパミンによって盛り上がった気分は、ピークを過ぎれば、盛り下がらずをえず、そのため、本を出したあとはしばらくダウンな調子なのである、とまあ、こんなふうに理解して、納得はしている。

しかも、本(特に翻訳ではなく、自分の本)を出した直後は、書いた内容もまだよく覚えているので、「ああ、あそこはこう書けばよかった」、「あそこは書き足りなかった」、「あの表現は誤解を生むかもしれない」、「もっと時間をかければ、もっとよい作品に仕上がったかも」みたいな、自分の本へのダメ出しのような思考がしばしば湧き、さらに気持ちが一瞬ダウンする。

他の人にもいつも言うように、思考や感情が湧くのを人はどうにもできず、そういうときはただ、低調な気分の中で、思考・感情を眺めているしかない。そして、しつこく否定的思考や感情が続くときは、ラメッシの「神の意志」をマインドの中で水戸黄門の印籠のように取り出し、「どういう仕上がり具合であれ、この時期に、この状態で出たことが、神の意志である。それを受容するしかない」という納得に終わり、思考や感情もそこでたいてい打ち止めとなる。

今はこの程度の気分のダウンですんでいるが、スピリチュアル系の本の仕事を始めた頃は、もっとひどかった。本を作っている最中に必ず一度は体の具合が悪くなり、数日間寝込むことも多かった。たぶん、スピリチュアル系の本には独特のエネルギーがあり、それに心身が慣れていなかったり(本を読むことは慣れていたが、本に関して作業することは、本を読むよりはるかに本との関わりが強くなる)、出版業などという不慣れな仕事に乗り出したりして、そのストレスも原因だったかもしれない。

今は心身がスピリチュアル系の本の作業には慣れたので、本を作っている最中に体調が悪くなることはほとんどなくなり、むしろ先ほども書いたように、気分がかなりハイになっていく。それに、今は本を出したあとの売り上げを、ほとんど気にしなくてもいい気楽な立場である。

お金がたくさん儲からないことを別にすれば、締め切りも、在庫をかかえる不安も、周囲からの圧力もなく、のんきに執筆や翻訳の仕事ができることは、この上もなくありがたいことである。だから、まあ、1ヶ月程度、気分がダウンするのは、実際はたいした問題ではないのだ。ただその間は、思考が飛び散って、ブログを書き始めても、なかなかまとまらない。

でも、ようやく先日から、ジョエル・ゴールドスミスのThe Thunder of Silence(静寂の雷鳴)の最終編集・校正が始まり、ドーパミンの量が徐々に上昇しつつ(笑)あり、今日はようやく久しぶりにブログを最後まで書くことができた。

これから完成までの数ヶ月間、ドーパミンの頂上に向かって、Go! 次回から、The Thunder of Silence(静寂の雷鳴)の紹介を再開する予定です。


[新刊発売]

*『仕方ない私(上)形而上学編――「私」とは本当に何か?』アマゾン・キンドル版(税込み定価:330円)

目次の詳細は下記へ。

販売サイト


*『仕方ない私(下)肉体・マインド編――肉体・マインドと快適に付き合うために』アマゾン・キンドル版(税込み定価:330円)


目次の詳細は下記へ

販売サイト


海外の方は、USアマゾンからもダウンロードできます。

『仕方ない私(上)形而上学編――「私」とは本当に何か?』https://www.amazon.com/dp/B0BBBW2L8B/ 

『仕方ない私(下)肉体・マインド編――肉体・マインドと快適に付き合うためにhttps://www.amazon.com/dp/B0BC5192VC/


『仕方ない私(上)形而上学編――「私」とは本当に何か?』は、過去10年ほどの間、私が主催している会で、ダグラス・ハーディングの実験、ラメッシ・バルセカール&ニサルガダッタ・マハラジについて話していることをまとめたものです

会にすでに参加されたことがある方には、重複する話がほとんどですが、会で配った資料を体系的に読むことができ、また必要な情報をネット上で即アクセスできる利点があります。付録に、『シンプル道日々2――2019年~2021年』)を掲載しています。(総文字数 約124,000字――普通の新書版の1冊くらいの分量です)

『仕方ない私(下)肉体・マインド編――肉体・マインドと快適に付き合うために』は、肉体・マインドとは、どういう性質のものなのか、それらとどう付き合ったら快適なのか、それらを理解したうえで、どう人生を生き抜いていくのか、主にスピリチュアルな探求をしている人たち向けに、私の経験を多少織り交ぜて書いています。肉体・マインドは非常に個人差のある道具なので、私の経験の多くは他の人たちにはたぶん役には立たないだろうとは思うのですが、それでも一つか二つでも何かお役に立てることがあればいいかなという希望を込めて書きました。付録に、『シンプル道日々2――2019年~2021年』)を掲載しています。(総文字数 約96,500字)













運命の出会い2022年05月17日 15時25分01秒

[イベント]

オンライン「非二元の探求―瞑想と質問の会」

2022年5月26日(木曜日)午後2時-午後4時

申込み・詳細はこちらへ

オンライン「私とは本当に何かを見る実験の会」

2022年5月22日(日曜日)午前9時-午前11時



*ジョエル・ゴールドスミスのThe thunder of Silence(静寂の雷鳴)の本の紹介は、後日続きを書きます。


先月、母の家でテレビの料理番組を見ていたときのことだ。その日の講師であるレストランのシェフの方はその料理(イタリア料理のアクアパッツァ)の作り方を紹介しながら、「この料理との出会いいは、運命の出会いだった」と言った(正確な言葉じゃないかもしれないが、だいたいそんなような主旨)。

その料理はとてもおいしそうで、使っている材料も少なく、今度作ってみたいとは思った。しかし、見た目、人を変えるほどの力があるように見えないシンプルな料理が、人に衝撃を与える可能性の不思議について考えさせられた。

俗に言う、「運命の出会い」。それは料理に限らず、実に無限に多様なものが「運命の出会い」となりうる。

数年前に見たテレビ番組も印象深かった。パチンコが趣味の中年男性が、あるとき著名なピアニスト、フジコヘミングさんが弾いた有名なピアノ曲、「リストのラ・カンパネラ(鐘)」を聞き衝撃を受け、突然、自分もこの曲をピアノで弾けるようになりたい、そしていつかフジコヘミングさんの前で、その曲を弾きたいという、とんでもない野望をいだいたのだ。

今まで一度もピアノを弾いたことがない人間が、難曲の「リストのラ・カンパネラ(鐘)」を弾く! 周囲からも「それは無理!」と言われたにもかかわらず、(奥様は音楽関係の人で、自宅にピアノがあった)、一からピアノを始め、7,8年かけて、ついにその曲をマスター。そして、念願かなって、フジコヘミングさんの前でその曲を弾くことができた、という内容のドキュメンタリーだった。

他にも様々な運命の出会いについて読んだことがある。自殺しようとしていた人が、たまたまラジオから流れてくる歌謡曲を聞いて自殺を思いとどまったとか、暗い家庭環境で生きていた子供時代のある日、テレビで見たタレントのパフォーマンスに感激して、自分もあのように人を笑わせるタレントになりたいと思い、実際にタレントになった人とか。高校時代に、微分積分に衝撃を受け、数学の道を目指すようになった人とか。

「運命の出会い」――歌、パフォーマンス、スポーツ、マンガ、音楽、絵画、映画、本、数学や物理などの学問、車などの機械類、そして様々な人との出会い。運命の出会いには、人の努力や意志とは無関係に、人生の行路を変えてしまうパワーがある。今までとはまったく異質な何かが自分の人生に流入して、自分をどこかへ導いてくれるような、そんな感じである。それはたぶん、スピリチュアルな人たちが好きな言葉で言えば、「恩寵」のようなものだ。恩寵でなければ、「パチンコ三昧の日々」から「ピアノの難曲」への方向転換は難しいだろう。

人が何に衝撃を受けるかは、人によって非常に様々なゆえに、だから、この世界にはこれだけ無数の文化、発明、学問があるのだと思うし、今は個人が自分の「文化」を表現できる様々な手段(インターネット)があるので、その多様性は益々広がっていると言えるだろう。

私の場合は、「運命の出会い」は、25歳のときにスピリチュアルな本に最初に出会って以来、ほぼ本、特にスピリチュアルな本に限定されてきた。もちろん、他の様々な文化も料理も楽しんできたが、「衝撃を受ける」という意味では、ほとんど本、しかもスピリチュアルな本、しかもなぜか全部が外国の本に限定されている。なぜそうなのか? という問いには自分でも答えられない。そういう運命になっていたと言うしかない。

さて、先日スーパーへ行ったら、「アクアパッツァ」の詳細なレシピが置いてあった。私が作っても「衝撃的な出会い」とはならないと思うけど、そろそろ作ってみようかな(ワインに合いそうなレシピ)。



[昨年の新刊]



目次は下記に掲載してあります。


[お知らせ]








[お知らせ]



「ニサルガダッタ・マハラジが指し示したもの」(ラメッシ・バルセカール著)が、発売になりました。本体価格:2,550円 (用語解説と訳者あとがきも含めた本文ページ数、378ページ)

目次は下記のサイトに掲載してあります。

http://www.simple-dou.com/CCP052.html

アマゾン社サイト
https://www.amazon.co.jp//dp/4864513317/

*「意識は語る――ラメッシ・バルセカールとの対話」電子書籍版発売。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0832XZ3ZX

*「意識に先立って――ニサルガダッタ・マハラジとの対話」電子書籍版発売。
https://www.amazon.co.jp/dp/B084KPV1XC

*「楽しいお金2」電子書籍版発売。
https://www.amazon.co.jp/dp/B085VLSD2G/


*「楽しいお金3」電子書籍版発売。
https://www.amazon.co.jp/dp/B088TDX4CL/


[電子書籍既刊]

ラメッシ・バルセカール     『誰がかまうもんか?!』

ヨドバシ電子書籍ストア


トニー・パーソンズ  『何でもないものがあらゆるものである』

「人をめぐる冒険」


「頭がない男-ダグラス・ハーディングの人生と哲学」
*定価:本体価格2,500円+税 *版型:B5版(フラカラー)183ページ*発行:ナチュラルスピリット 
*目次詳細 

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最近のマイ・ブーム2022年03月28日 08時25分38秒

肉体年齢があがるにつれて、夜に弱くなっている。大昔、夜中の2時、3時まで起きて仕事をしたり、本を読んだりした頃があったとは、信じられないほどだ。元々眠ることだけは問題がない体質ではあったけど、今は夜、読書もできないほど眠い。下手をすると、夜の9時とかに寝入ってしまい、そうなると、朝は3時とかに目が覚めてしまう。さすがにこれはまずいと思い、少なくとも夜は10時まで頑張って起きていようと奮闘(笑)している。

そこで、役に立つのがインターネットの動画である。動画は眠気覚ましにピッタリである(だから、夜、眠れない人はあまり見ないほうがいいのかも)。最近圧倒的に寝る前に見ているジャンルが、料理である。料理研究家、素人、和食料理人、レストランのシェフ、日本人、外国人、女性も男性も料理に関心のあるありとあらゆる人が料理動画を公開している。それらを見て、料理へのやる気を高めている(笑)。そうでもしないと、年々、料理を作る情熱と気力が衰えていくものだ。

料理動画を見て気づいたことは、料理は本で活字を読むより、動画のほうがはるかに作る手順を覚えやすいということである。つまり、記憶が定着しやすいということだ。おかげで、料理の本をほとんど処分することができた。

何人か私のお気に入りの人たちがいて、最近の一番のお気に入りは、「料理のおにいさん、リュウジ」さんの料理動画だ。「どこの自宅にもある材料で、なるべくシンプルに短時間で、失敗なくおいしいものを楽しんで作る」という彼のコンセプトは、今まで料理に興味がなかった人たちにも料理を作ってみようと思わせる。動画の最初がお酒を飲むパフォーマンスから始まるので、最初はびっくりするが(たぶん、本当はとてもシャイな方なのだろう)、ものすごく一つ一つの料理を研究していることが感じられる(料理研究家としては当然のことなのだろうけど)。彼のレシピで色々作ってみた――カレー、おでん、肉じゃが、ナポリタン、チャーハン、その他。どれも短時間でおいしくできて満足した。

思うに、おいしいものを食べて楽しむことは、非常に簡単な平和運動だという気がする。日々平凡ではあるが、なるべく「3食まともに食べる」。これは私の両親の教えでもあり、私ができるかぎり守りたいと思っているものである。

あと、最近によく見る動画は、お笑い系である。お笑いの言葉は、「無意味」であり、そこがいい。
特に最近のお気に入りは、「東京03」とうい男性3人組のグループだ。昔テレビを自宅にもっていたときも少し見ていたが、最近はたくさんの動画が出ているので、まとめて見ている。男同士の関係にある(だろうと、私が想像する)、微妙で切ない自尊心ゲーム、承認欲求ゲームを笑いに包んで演じている。

[昨年の新刊]



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[電子書籍既刊]

ラメッシ・バルセカール     『誰がかまうもんか?!』

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トニー・パーソンズ  『何でもないものがあらゆるものである』

「人をめぐる冒険」


「頭がない男-ダグラス・ハーディングの人生と哲学」
*定価:本体価格2,500円+税 *版型:B5版(フラカラー)183ページ*発行:ナチュラルスピリット 
*目次詳細 

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「正義感」中毒2022年02月23日 11時01分26秒

[イベント]
オンライン「マインドについて学ぶ会」

日時:2022年3月6日(日曜日)午前9時から午前11時頃まで

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オンライン「私とは本当に何かを見る実験の会」

日時:2021年2月27日(日曜日)午前9時から午前11時頃まで
日時:2022年3月3日(木曜日)午後2時より午後4時頃まで

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人生と世の中には、(人間的観点、個人的観点では)許しがたいことがたくさん起こるものだ。それは自分に起こる場合もあれば、自分の知り合いや家族の場合もあるし、また広く社会、世界に起こることもある。そういった何かが「許しがたい」と思うとき、私たちに起こる感情・思考が(前回のブログでも少し話題にしたが)、「正義感」である。

私たちが強く感じる「正義感」がどこへ私たちを導くのかは、とても興味深い。

最近、読んだネットの記事に、「正義感」が陥りがちな罠について書かれていた話があった。それは弁護士の方が書いた、夫婦のありふれた離婚にまつわる話である――夫の側が若い女性と不倫し、夫は今の妻とは離婚し、その若い女性との再婚を望んでいた。夫は、妻が離婚に応じてくれるなら、慰謝料を通常の4倍くらいまで出してもいいという条件を出し、妻に離婚を迫った。ところが、妻の側は、不倫されたあげく、夫がその若い女性と再婚して幸せになるなんて、「許しがたい」と思い、離婚に応じなかった。結局、若い女性のほうが待ちきれずに、男性をふって去って行き、夫婦は離婚もせず、不幸な結婚を続けている、とまあだいたいこんな話であったと記憶している。

本当はお金や不倫の問題ではなく、問題はその女性が、別の女性と結婚したいとゴネた夫とその後も心安らかに平和に暮らすことができるかどうかであろう。たぶん、夫を見るたびに、「私が不幸なのは、この夫のせい」と正義感が疼き、不幸が長年蓄積する可能性が大だ。

もう一つの話は私個人に起こったことで、前に住んでいたマンションでの話である。(なぜか、私の場合、住宅に関して興味深い「事件」が起こる)

あるとき、隣の敷地(その当時は平屋の店舗が建っていた)に別のマンションの建設が予定されることになった。そのマンションが建てば、私が住んでいたマンションは日当たりは悪くなるは、見えていた公園は見えなくなるはで、資産価値の下落が確実だった。そのマンションの販売会社と私のマンションの住民との話し合いが行われたとき、「日当たりが悪くなることに関しては、一軒あたり日照時間の減少に応じて、十数万円を支払います」と向こうの不動産会社はそう説明した。

そのとき私は、人が住んでいるところへあとからやって来て、百万円単位の資産価値を奪っておきながら、わずかな補償金でそれを済ませようという動物園的態度が「許しがたい」と思い、公園が見えなくなる分も補償すべきではないかと意見を言った。すると向こうは、「私どもは法律にもとづいてやっておりますので、今までの風景が見えなくなることは、何も違法なことではございません」と言う。(私が住んでいたマンションから見える公園の眺めを完全にふさがないように、設計もできたはずだった)

そこで私も、動物園にわからせるように、動物園の言葉で話すことにした。「私たちのマンションが販売されたとき、『公園が見える』というのが売り文句の一つで、それでこのマンションを買った人も多いと思います。で、今あなた方がやろうとしていることは、私たちのマンションに付いている『公園が見える』という資産ブランドを私たちから奪って、自分たちがこれから販売するマンションに、その『公園が見える』というブランドを付け替えることじゃないですか? そして、自分たちが販売するマンションの公園に面している部屋は、公園が前面に見える分だけ、高く販売するわけでしょう? それなのに、十数万円の補償金って、安すぎませんか? 百万円近い金額、最低でもこの数倍は出すべきでしょう」と私は反論した。

正直に言えば、公園が見えることを私はそれほど気にもしてなかったし、向こうが言うように法律にもとづいているのだから、仕方のないことだったのだけど、そのときは思わず、ガツンと言ってやりたい衝動(愚)に駆られた。

もちろん私のそんな一撃も、向こうは「私どもは法律にもとづいてやっております」をただ繰り返すだけで、結局そのあとは騒動も起こらず、予定通り隣のマンションは建設された。ただ私は個人的には、小さい正義感が疼き続け、(動物園からの)補償金の受け取りを拒否するという選択をした(他人がくれるというお金を拒否したのはその時が人生で初めてだった)。

以上私の愚かな正義感の話であるが、そのときの唯一の救いは、私はその補償金を受け取らなかったことをそのあと一度も後悔しなかったことだ。この話を人にしたとき、「ええ!なんでお金受け取らなかったの?」と驚かれたものだ――人の心の中に潜む「正義感」はけっこう多様で根深いもので、思わぬときに出現する(!)


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「ニサルガダッタ・マハラジが指し示したもの」(ラメッシ・バルセカール著)が、発売になりました。本体価格:2,550円 (用語解説と訳者あとがきも含めた本文ページ数、378ページ)

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「頭がない男-ダグラス・ハーディングの人生と哲学」
*定価:本体価格2,500円+税 *版型:B5版(フラカラー)183ページ*発行:ナチュラルスピリット 
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梅雨&暑中お見舞い申し上げます2020年07月01日 09時34分55秒

[お知らせ]
*「人をめぐる冒険」、「楽しいお金3」のプレゼント申し込みは、2020年6月30日(火曜日)で終了しました。
*ブログ、しばらく(2、3ヶ月)お休みします。

[お願い]
コメントや質問を書かれる場合は、個人情報(メールアドレス、住所など)は、記載しないように、お願いします。


皆様、梅雨&暑中お見舞い申し上げます

プレゼントには、たくさんの方にお申込みいただき、ありがとうございました。

皆さんに、大昔の本を今、プレゼントできるということは、これらの本が出版された当時、いかに売れなかったか(苦)が、わかろうというものだ。

しかし、今こうしてプレゼントとしてお配りすることができて、「災い転じて福と為す」、「人生万事塞翁が馬」となり、喜んでいる。幸い、送料のほうも国からの給付金(=税金=国民の皆様のお金であって、アベチャンのお金ではない)で、まかなうことができた。給付金の残りはショッピングに散財しようと思い、最近はネット・サーフィンの日々である。

それでは、皆さまも、熱中症&コロナに注意しつつ、楽しい夏をお過ごしください。


[ゆか様へのご質問への答え]

シンプル堂のマインドは完全に夏休み&ショッピング・モードなので、ご質問にうまく答えられるかどうか、自信がないのですが……

たぶん、ご質問の真意は、「バシャールが言っていることは、信頼できそうだが、それは
地球の人間が言っていることと、同じだけの信憑性がありますか?」ということだと思います。

まず、お答えとしては、身も蓋もない答えですが、私にはわかりません。

地球上の誰の言葉も、チャネリング系の人たちの言葉も、信憑性があるのかどうかを決めるのは、聞いている側です。私たち一人ひとりが他人の言葉(シンプル堂の語る言葉も含めて)を聞き、もしそれが真実に響き、リアリティを感じるならば、信じるし、リアリティを感じられなければ、信じない。言葉と人間の関係はすべて、そんなようなものだと思います

ですから、ゆかさんがバシャールの言葉を聞いて、信憑性とリアリティを感じるならば、他の誰が何と言おうと、信じればいいだけです。

ちなみに、私も昔、バシャールを読んで、とても楽しかった時期がありました(30年も前の話ですが)。



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ため息セラピー2020年05月31日 10時22分43秒

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「人をめぐる冒険」「楽しいお金3」プレゼント


ご希望の方に、「人をめぐる冒険」「楽しいお金3」(紙の本です―電子書籍版はアマゾンで購入できます)をプレゼントします。(送料も含めて無料です。締め切り2020年6月30日まで。または先着100人で締め切りです。)

*申し込まれてから、1週間しても連絡が来ない方、あるいは連絡が来てから1週間しても本が届いていない方は、改めてご連絡お願いいします(できれば、別のメールアドレスから)


5月の初め頃だったか、民放のバラエティー番組(「世界で一番受けたい授業」?)で作家の五木寛之さんのインタビューを見た。その日の朝、新聞のテレビ欄で、「五木寛之」という名前を見つけ、「わお!五木さん、バラエティ番組に出るんだ」となつかしくなったからだ。

なぜなつかしいかと言うと、高校生の頃の私にとって、五木寛之さんはアイドルで、退屈な学校生活と勉強の合間の唯一の息抜きが彼の本を読むことだったからだ。当時彼は30代後半(私の肉体年齢よりも約二十歳くらい年上)で、ハンサムで陰のあるクールな風貌と彼の文章が高校生の私を惹きつけてやまなかった。私は彼の本によって、「デラシネ」(根無し草)という言葉を覚え、根が地下100メートルも生えているような家庭(笑)に生まれ育った私は、「デラシネ」という言葉に象徴される自由な生活にとてもあこがれたものだ。今から約半世紀前の話である。

大学へ行ってからは、彼の本への熱狂も冷め、それからの長年ほとんど忘れていたが、彼が「大河の一滴」(幻冬舎)を書いたあとから、また少し読み始め、彼が仏教や正当医学によらない健康法(野口整体など)に傾倒していることを知った。一番最近読んだ本は、「親鸞」(講談社)である――「大河の一滴」は彼の自伝的エッセイで、その中で、彼が家族とともに終戦のときに、朝鮮半島から日本へ戻って来たときに見た地獄の風景が綴られている)

そのテレビ番組は彼のインタビューと彼の著書、「大河の一滴」からの引用で構成されていた。冒頭、彼は「自分は性格が暗いので、テンションが高いバラエティ番組には向かないので、今までは、出演の依頼をお断りしてきた」と話し始め、今回はコロナ感染拡大で、苦境にある人たちへ自分なりのメッセージを伝えたいという感じでインタビューは進行していった。

今回の番組の中でいくつか記憶に残っている話は、極限的状況(強制収容所や自然環境が過酷な場所)のときに、どんなことが、人が生き延びるのに役立つかという話で、一つは「ユーモア」、それから、「洗顔や歯磨きや挨拶をきちんとする規則正しい生活」(笑)が重要という話だった。基本的に彼の話は仏教的で、「人生は苦であり」、それをため息をつきながら、受容するというよう
な主旨だ。

それから、本やインタビューの中で五木さんの言葉に強く感じることは、「人が生き延びるということは、他者の犠牲を伴う」という人生観である。これはどういうことかといえば、色々例を挙げてみれば:

*人類という種が生きるために、他の生き物の命をもらっている。
*日本などの先進国の国民が安あがりで快適な生活をするために、より貧しい国の貧しい人々が犠牲になっている。
*強くたくましい人たちは、弱くて心優しい人たちを踏み台にして生きていく。
*一人の成功者の陰に、成功できない大勢の人たちがいる。

というようなことである。

こういった現実は誰もどうすることもできない。だから、自分がどちらの側(強い側、成功した側、あるいは弱い側、失敗した側にいても)、それを眺めることは「悲」であり、その「悲」は仏教の「慈悲」にも通じるものだ。「大河の一滴」以後の五木さんの文章には、特にその「悲」と深いため息を感じる。

彼がどれだけ作家として成功しても(彼は作家としては戦後の日本で、本が売れたという意味で、最も成功した一人であろう)、その成功にそれほどの幸福を感じていないように見えるのは、彼が生きてきた人生の中で、「強くたくましい人たちが、弱くて心優しい人たちを踏み台にして生きていく」風景を見てきたからであり、そして彼は自分もその「強くたくましい側の人間」であることを自覚しているからだと思う。

五木さんが、「大河の一滴」で、そしてバラエティ番組にまで出演して、自分の辛い過去を赤裸々に語るのは、人がどれほど成功していても(あるいは、幸せそうに見えても)、あらゆる人には他の人には理解できないその人特有の苦や不幸というものがあり、「苦しんでいるのはあなただけでありませんよ。みんなが苦を背負って生きていて、それが人生なんですよ」ということを、今、不幸や苦痛の中にいる大勢の人たちに伝えたいからだ、と私は感じている。

しかし、どれだけ自分の苦を言葉で語っても、あるいは共感してくれる人が周囲にいたとしても、本当のところ誰も自分の苦を言葉では語り尽くせるものではない。だから、辛いときは、「仕方ない」(私が好きな日本語の一つです)と、ため息をつきながら生きるしかないのである。そして、ため息をつくことで、苦をちょっとだけ吐き出して、活力を得て、日々少しの喜びを感じて生きる――それがほとんどの人の日常であろう――賢者ニサルガダッタ・マハラジでさえ、自分の教えが理解されない「苦」で、ため息の日々であったことが、「ニサルガダッタ・マハラジが指し示したもの」の本からうかがえる。

番組の最後のほうで、五木さんがよく引用する20世紀前半に活躍したロシアの文豪、ゴーリキーの言葉が紹介されていた。

「人生ってのは本当にひどいもんだ。でも だからといって自分でそれを投げ捨てるほどひどくはない」(という言葉を残したゴーリキーであるが、ウキペディアの情報によれば、政治的からみで暗殺(!)によって死んだらしい)

そんなこんな、半世紀前のアイドルをまじまじ見て、たぶん独自の健康法の効果のせいか、90歳近い年齢(1932年生まれ)で五木さんはとてもお元気そうで、うれしかった。お互いに半世紀、生き延びましたねって、感じで。

さて、最近、姉妹の一人が中国語の勉強を始めて、その音調の一つが日本語のため息、「あぁーあー」に似ているんだそうで、4月5月は何かにつけて、中国語音調風ため息をつきながら、バカバカしいことを言って笑うことが多かった。

あぁーあー、毎日毎日コロナの話ばっかり!
あぁーあー、今日もまたアベチャンのあのだらだら会見!(私たち姉妹は「安倍首相」のことを親しみをこめて、「アベチャン」と呼ぶ)
あぁーあー、アベノマスクなんて、税金の無駄遣いの極み!(まだ届いていないけど)
あぁーあー、今日も生きているか(生かされているか)!
あぁーあー、今日のランチ、何食べる?

もしアベチャンをおちょくる程度では、笑えない方には、井上陽水さんの「からたちの花」風ため息はどうだろうか?

あぁーあー あんたとあたい、頭も悪いし、からだも弱いし、顔も悪いし、運も悪いし、仲も悪い……(人生の)血がにじむ ♪♪


「からたちの花」歌動画
https://www.uta-net.com/movie/41109/

皆さんも、辛いときには、ため息セラピー試してみてください。


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炒めないカレー2020年05月23日 16時46分47秒

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[ご質問への答え]
「ロバート・アダムスの本の発行時期は未定です(たぶん早くて数年後です)」


最近、気分があまりのらず、長い文章が書けそうにないので、今回は料理の話にします。

昨年、図書館でたまたまカレーの本の特集をやっていて、数冊を借りて読んでいた。そういう本に出ている一流シェフが作るカレーはとてもおいしそうで、レシピもついているのだけれど、本格的に作る意欲はわかず、ただ気分転換においしそうな写真を眺めて、カレーに人生の情熱をかけている人たちの話を読んでいた。

たった一つだけ、「ああ、これなら作れそう!」というものを見つけ、作ってみたら、シンプルで、時短で(今までの半分くらいの時間で完成)、玉ねぎを炒めないで大丈夫か?と思ったけど、けっこうおいしい。(と、私は気に入ったので、母の家でも作ったら、「まあまあ、おいしいけど、でも、ルーをたくさん買うのが面倒だし、残ったルーが冷蔵庫の場所を取る」と言われた)

それはどういうカレーかというと、和食の店で出している「炒めないカレー」というもので、
野菜も肉も一切炒めないカレーだ。

信じられないほどのシンプルさで、分量の水に野菜と肉を一緒にいれ、野菜が煮えたら、市販のカレールーを入れる、というもの。

コツは、三つ(だったと記憶している)で、

1カレールーは、スーパーなどで市販されている、種類の違う甘口、中辛、辛口をまぜて入れる。
2カレールーを入れる前に、塩を少し入れる。
3カレールーは人数に対して、多め。(4人分で、水800ccに対して、カレールー、各2かけ×3種類=6かけ)。

炒めないので、あっさり系のカレーで、食後、胃にもたれないのもいい。昨晩もこのカレーを久しぶりに作って食べた――肉がなかったので、鯖缶で代用して。

詳しくは「シェフのご自慢カレー」(世界文化社)



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