「縁の力」2021年11月21日 08時52分26秒

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(本体価格 2,980円 税込み価格3,278円 本文ページ約480ページ)


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起こることはすべてあらかじめ決まっている――最近ますます感じることだ。これはインドの賢者ラメッシ・バルセカールの教えの基本の一つで、彼自身の言葉で言えば、「起こることになっていることは、誰が何をしても、それが起こらないようにすることはできない。反対に、起こらないようになっていることは、誰が何をしてもそれを起こすことはできない」

物事が「起こる・起こらない」を究極的に支配しているのは、ラメッシの言葉で言えば、「神の意志」であり、一般的なスピリチュアル系のなじみの言葉で言えば、「カルマ」であり、私はそれらの言葉よりはどちらかといえば、「縁の力」という言葉を好む。

「縁の力」をさらに説明すれば、それは仏教でいう「縁起」(「一切の物事は、様々な原因や条件付けが寄り集まって成立している」くらいの意味)の定義に近い。

すべては「縁の力」によって決まっている。そう理解できれば、あらゆることに関して気が楽である――少なくとも他人のことや世の中のことを放っておくことができ、自分が今やっていることに集中できる。

最近の時事に関して、「縁の力」を特に強く感じたのは、皇室家の長女の方の結婚である。「親や世間がどれだけ反対しても、自分が決めたこの人と絶対に結婚する」という決意は、彼女の立場を考えれば、何か強力な意志(縁の力)が彼女に乗り移ってそう思わせていると、私には感じられた。

あらゆる人間関係の中で、親子関係が何よりも重要である日本社会においては、10代、20代の人間にとって、親の力はかなり絶大である。だから、自分の進路や恋愛・結婚を親に反対されて、親子間の軋轢、対立、不和が、日本全国どこでも起こっている。

「親の力」も広義に定義すれば、もちろん「縁の力」に入るが、細かく言うなら、「親の力」は「血縁的縁の力」ともいうべきもので、恋愛・結婚はそれ以外の「人間関係的縁の力」で、スピリチュアルに関することであれば、「スピリチュアル的縁の力」と呼ぶべきものかもしれない。

進路や恋愛・結婚に関する親子の対立も、現代に限ったことではなく、私が若い頃でさえも同じ状況であった。私の家も含めて、親が子供の進路や恋愛・結婚に反対することはあまりにありふれた定番の出来事だったので、しだいにそれは一種の通過儀礼(大人になるために通過しなければいけない障害くらいの意味)なのかもしれないとさえ、私は考えるようになった。

子供の立場に関して言えば、もし親が反対したくらいで、自分がやりたいと思うことをやめることができるなら、たぶん、それはやめたほうがいいものだろう。親の反対という障害を乗り越えられないとしたら、自分の進む道(職業選択であれ、恋愛・結婚であれ)に待ち受けている様々な障害を乗り越えることはできないだろうからである。

では、親の立場の人たちは、成人した子供の進路・恋愛・結婚に関してどう考えればいいのだろうか? 以前親の立場の方に、「子供がすることに反対してはいけませんか?」と尋ねられたことがある。もちろん、反対してもまったくOKである。むしろ正直に誠実に、「〇〇の理由で、私は反対です」と、自分が反対する理由を子供に伝えたほうがいい。ただし、重要なポイントは、「正直に誠実に感情的にならずに」、自分の考えを伝えることである。

親の意見・考えを聞いても、子供が親からの財政的精神的援助が一切なくても、自分が進みたい道を進むと決意するなら、もうそれを誰の力でも止めることはできないと覚悟したほうがいい。

反対に、親が反対する理由を聞いて、子供が親からの財政的精神的援助がなければ、自分にはこの道は無理だと判断すれば、子供はあっさりとあきらめることも多い。

私の家の場合は、親に大大大反対された私の姉妹の一人の結婚は今日まで無事続き、スピリチュアルな道を親(特に母親に――母は、スピリチュアルとはいかがわしいものであり、そんな道に関わったらまともに生活できない人間になってしまうと考えていた)に反対された私も、この年齢まで普通に生きて(生かされてき)たので、まあまあ「縁の力」はよかった結果になったとは思う。


下記のサイトに、前にも紹介した鴻上尚史さんの悩み事相談で、「俳優になりたい大学生の子供に反対する親の悩み」が掲載されている。彼の回答は、演劇業界を生き抜いてきた彼自身の経験にもとづくもので、とても的確である。もしこういう問題で悩んでいる親の立場の方や子供の立場の方がいれば、参考になるかもしれない。




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世界全体は改善できないが……2021年10月15日 16時07分41秒

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2021年10月22日(金曜)午後2時より午後4時頃まで

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◎オンライン「マインドとは何か?探求する会」

2021年10月24日(日曜日)午前9時から午前11時頃まで (予約受付終了)

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先日、ブラジルの異色経営者であるリカルド・セムラーの講演動画をご紹介した。この動画を主催しているTEDというサイトでは、あらゆる分野で、現在地球上で最先端の人たち、英語でよく使われる表現、cutting edgeの人たちの講演動画が多くアップロードされている。(くだけた表現でいうと、「意識高い系」の人たちの動画である)

私もたまに時間があるとき、視聴している。

昨日は、「障害者を感動ポルノにするな」というテーマで話した外国の障害者の人の講演を視聴し、皮肉とユーモアの効いたパンチのある話で、楽しかった。

(日本語字幕付き)

このTEDに登場して講演する皆さんは、たいてい下記のような資質をもっている。

1困難があっても、くじけない不屈の精神とユーモア。
2他者に対する共感と思いやり。
3自分に対しても世界に対しても非常に肯定的。
4自分が貢献することで、世界を生きるのによりよい場所にしたいという情熱。

一言で言うと、皆さんとても魅力的で情熱的な人たちで、こういった人たちがこれからの地球社会の本当のリーダーであることは間違いないことだ。

一方、非二元系の賢者たち、ロバート・アダムスとかニサルガダッタ・マハラジとか、ダグラス・ハーディングなども非常に魅力的な人達であるが、たぶん、TEDの講演者たちと一番違うところは、上記の3に関して言えば、肯定的になるべき「自己や世界」がなく(なぜなら、個人的自己も世界も究極的な意味では存在しないから)、そして4に関して言えば、「世界は善と悪の二元性からできているので、世界を改善しようとしても無駄であるという理解と認識」をもっていることだろう。

この「世界は善と悪の二元性からできているので、世界を改善しようとしても無駄であるという理解と認識」が、世界を改善したいと望む各分野のリーダーたちに、そして、理想的平和な社会(あるいは、惑星)がどこかにあるはずだと夢想する一部のスピリチュアルの人達に、非二元系の教えが一番受けないところだと思う。彼らのマインドには、「世界を改善しようとしても無駄」とか「理想的平和な社会はありえない」が、とてもネガティブに聞こえるに違いない。

ロバート・アダムスも『ハートの静寂』で、「世界は改善しえず」、世界は永遠に、常に善と悪、美と卑劣さが同時進行するところであることを繰り返し強調している。歴史を長いスパンで眺めてみれば、非二元の賢者たちの言うことが悲観的に聞こえても、正しいことがわかる。

では、非二元の賢者たちは、世界に背を向けて、自分の人生や社会に関して、厭世的になることを勧めているのだろうか?

もし非二元の教えをそう受け取る人がいれば、それは誤解である。彼らが概ね言っていることは、

「世界のことは放っておき、自分とは何かの本質に目覚めて、それに従って生きなさい。そうすれば、自分の人生を変えようと意図することなく、自然に物事はうまくいくだろう」ということだ。
そのことは、今回の『ハートの静寂』の中でもしばしば言及されていることである。

私が今、長年非二元の探究をした経験からも言えることは、世界全体は改善しえず、数十年後も数千年後もたぶんたくさんの問題を抱えているだろうが、自分の本質に目覚めることは、「私の現象世界」を相対的には平和で豊かにしてくれ、しかも、私は毎瞬、毎日、目の前に現れている「私の現象世界」だけに気を配ればそれでOKということだ。おかげで、私は世界全体、社会全体の問題や未来、自分の人生の未来を深刻に心配しなくてもすんでいる。

とはいえ、私は様々な「社会映画」を眺め見るのも嫌いではないし、もちろん、TEDに登場するような人たちも世界には非常に必要だとは思っている。結局のところ、世界にはいつの時代も、動物園の住民から神の王国の住民まで様々な人たちが存在して、彼らの絡み合いがドラマを生み出し、善と悪、美と卑劣さが同時進行している映画が常に上映されていて、誰もそれを止めることはできない……



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Silence of the Heart (4)2021年09月20日 07時17分32秒

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Silence of the Heart は、『ハートの静寂』(ナチュラルスピリット発行)というタイトルで10月末に発売予定となりました。

(本体価格 2,980円 税込み価格3,278円 本文ページ約480ページ)

目次は下記に紹介してあります。


今回は、Silence of the Heart 『ハートの静寂』の本について、最後のブログです。

問題だらけの現象世界で、「世界にも個人の人生にも問題は何もない」という彼のメッセージがどこまで理解されるのか、そして、非二元の探究をしている人たちの間でさえも、「問題は何もない」という彼のメッセージがたぶん大きな誤解と混乱を生むかもしれないと感じながら、ロバート・アダムスの言葉を追っていた――本書を読んでいると、「問題は何もない」という彼のメッセージは、彼のサットサンに参加しているほとんどの人に理解されていないことがわかる。

非二元の教えで、「問題は何もない」というときの問題点(笑)はかなり複雑で、その言葉を間違って受け取って、間違った地点に居座っている人たちについては、ロバート・アダムスが本書の中でも所々言及している。それについては改めて別の機会に触れるとして、今回は、ロバート・アダムスが『ハートの静寂』の中で語っている、「私とは何かに目覚めるための」彼の教えを要約してみよう(ただし、彼自身は自分には何も教えることがない、とも言っている)。

「私とは何か」に目覚めるために:

1「私とは何か?」という自己問いかけを真剣に日々おこなう。

2自己問いかけができない人は、「IAM(アイ・
アム)瞑想」をおこなう。

3修行というものがまったくできない人は、すべてを神に明け渡す、「私の意志ではなく、神の意志」という自己明け渡しを実践する。

4「自己問いかけ」のワークと同時に、慈悲、謙虚さという徳を実践する。

5伝統的なヒンドゥー教の宗教的戒律を遵守し、非暴力を実践する(完全ベジタリアンの薦め)

6無私で他人に奉仕する


私は、上記の1から3のことは納得したが、正直なところ、4から6の事柄はそれほど心に響かなかった。私はスピリチュアルな教えに、道徳や宗教的戒律を加えるのは好みではない。

もちろん、私だって、自分の国の法律を守り、出会う人には、自分にできる範囲で親切に接する程度のことは心がけてきたが、それは私にとっては人として生きるための常識のようなもので、特別にスピリチュアルな実践というわけではない。

また、自分自身を思いやりや謙虚さという徳をもった人間だと思ったことも一度もないし、積極的にそうなろうとしたこともなく、むしろ私は20代の頃に非常に影響を受けた、ロシアの神秘思想家、グルジェフの「意識的利己主義者であれ」という教えに共感・納得し、むしろそれを実践してきた。伝統的な道徳とか戒律を一切考えずに、スピリチュアルな探求をしてきたことは、自分自身にとってはよかったことだと思っている。そして、他者への思いやり、愛情などは、「私とは何かに目覚める結果」自然に湧くものという、ハーディングの言うことが、経験からその通りだと納得している。

ただ、ロバート・アダムスが、「自己問いかけ」のワークと同時に、慈悲、謙虚さ、奉仕を実践することを強調するのは、非二元の教えの探究者の多くが、非二元の教えを知的に理解することに留まり、その弊害を彼が長年の間たくさん見聞したせいでもあるのかもしれないし、あるいは彼が長年インドで暮らしたせいでもあるかもしれない。

何をすべきか・すべきでないかという道徳・戒律、そして何を食べるべきかに関しては、自分自身の中から自然に湧くものを信頼し、一人ひとりが納得して、世の中の常識・規範と折り合いをつけるべきものではないかと思う――私自身はベジタリアンではないし、基本、自分の好きなものを食べる主義であるが、ただ心がけることは、食料を無駄にしないこと、そして日々食料が与えられていることに感謝を捧げている。

それから、前にも触れたことがあるが、こういった非二元の本、特に講話にもとづいて作られている本は、ある個所と別の箇所で言っていることが、まったく矛盾しているというところが多くみられる。特に今回のロバート・アダムスの『ハートの静寂』にはその矛盾がはなはだしい。

その理由はたぶん、ロバート・アダムスが彼のサットサンに参加している人たちがどんな人たちかによって、日ごとに話すことの重点を変えるからだ。

今日の参加者はもう充分すぎるほど、修行をやってきた人ばかりで、むしろ修行に執着していると見れば、「あなた方はいつまで修行をやっているのですか? 修行が目覚めさせるわけではありません」という感じになり、反対にほとんど修行を何もしない参加者が多くいれば、「修行を頑張ってやってください」というトーンになる。

こういう本を読むときは、そういった言葉の矛盾は気にしないで読み、むしろ彼が全体を通して語っていることの真髄は何かを意識するとよいのではないかと思う。もちろん彼は言葉ではあちこち矛盾しているが、一貫として、今この瞬間に、自分の真我(本当の自己)に気づいて、自分は一個の肉体であるという観念から解放されて、自由になることを語っている。

さて、(1)の自己問いかけに関して、私はほとんどやったことがないと前に書いたが、実は、本書の編集作業の最中に、ロバート・アダムスの言うとおりに、生まれて初めてほんの少しの間、真面目(笑)にやってみた。

いくつかのやり方をやってみたが、一つは:

ある瞬間、突然止まって、マインドの中で「私とは何か?」と単純にただ問いかけることを、一日中、やってみた。もちろんそれには答えはなく、「私とは何か?」のあとに続くものは、ただ沈黙(静寂)だけ……。別のことを考えている最中でも、「私とは何か?」を問うと、瞬間に思考が止まることがわかる。

その質問をする瞬間に、物質世界からのギャップが生まれるという感じである(ハーディングの指差し実験に近い感覚である)。
それからもう一つは(こちらはけっこう気に入って、今でも気が向くと、やってみる)、音を追うという方法だ。

お風呂に入るとき、水道の蛇口から、湯船の中に数秒おきに水がほんのわずか落ちるようにする。目を閉じて、その音を聞きながら、「この音は誰のところに来ているのか? 私である。私とは何か?」と問い、音を追いかける。すると、音は自然に静寂へと消えていく。

ポタッ……静寂……ポタッ……静寂……ポタッ……静寂……ポタッ……静寂……ポタッ……静寂

音を追っていると、あまりに心地よくなって、寝入って水槽で溺れないように、しっかり目覚めている必要がある(笑)。よかったら、試してみてください。



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Silence of the Heart (3)2021年09月05日 17時09分32秒

[お詫び]
「スピリチュアル・ヒーリングの本質」(ジョエルゴールド・スミス著)を購入された皆様へ。
著者紹介のページで、彼の著書がすべて未邦訳となっていますが、The art of meditation が『神を識る瞑想の法』(教文館)というタイトルで1960年に出版されています。調査不足で、申し訳ありませんでした。その情報を教えてくださった方に改めてお礼を申し上げます。

[イベント] 

オンライン「マインドは何か?探求する会」

日時:2021年9月25日(土曜日)午後2時から午後4時頃まで

詳細は下記へ



コロナ禍の2度目の夏。母の介護の手伝いをし、あとは読書とテレビで時代劇鑑賞、そしてロバート・アダムスのSilence of the Heartの最終作業をして、過ごしていた。(Silence of the Heartは今のところ、10月下旬発売予定です)

今回はSilence of the Heartについてであるが、書こうとした内容を変更して、ロバート・アダムスの死後、彼に関して出たスキャンダルについて書いておこう。

最大のスキャンダルは、ロバート・アダムス本人は若い頃ラマナ・マハルシのアシュラムに行き、最晩年のラマナと一緒に過ごしたと言い、本の中でも何度かラマナのことを話題にしているが、実は彼はラマナ・マハルシに一度も会ったことがないはずだという証言が、昔ラマナ・マハルシが死ぬまで彼のそばにいた信頼できる帰依者の証言としてあがっているという。

私もその話はどこかで少し読んだ記憶がある。でも私は、「本人がラマナに会ったと言っているんだから、警察の犯罪捜査じゃないんだから、別にそれでいいんじゃない」という感じである。

ひょっとしたら、二人とも普通ではないシッディ(霊能力)をもっていたらしいので、肉体次元ではないところで会い、話した可能性もある(笑)。

スピリチュアルな本を翻訳する立場の人間として、私は基本的に本から感じるもの、本に書かれたことからすべてを判断する主義で、それ以外の余計な情報は必要がなければ、ほとんど入れない方針にしている。

本を読んで、書かれていることに真実を感じ、自分にとって役に立つと思えるときは熱心に読み、さらにもし日本の読者の皆さんにも役立つだろうから、紹介しようという気が起これば、翻訳をする、という具合だ。

その過程で、著者というか先生ついては、本を出すことが決まったあとで、必要な情報だけを調べるという感じである。ほとんどの先生には会ったことがないので(Youtubeなどの動画も、翻訳しているときはほとんど見ない)、人柄もあくまでも私は想像するだけである。

もし本を読んでいて、「この先生はちょっとおかしいし、あやしい(笑)」と、私が感じるようであれば、そのときは翻訳する気にはたぶんならないだろうし、本を読むのもやめることだろうと思う。ロバート・アダムスという人に関しては、「この人は普通ではない」とは感じたものの、「ちょっとおかしいかも」とか、「なんかあやしい」とは、私自身は一度も感じたことはなかった。

ロバート・アダムスのスキャンダルは今述べたこと以外にも、死後多くのスキャンダルが出たそうで(それらに関しては私は一切知らないが)、そのせいで多くの帰依者が教えを去ったらしい。

大物の賢者の方々の多くは、死後、あることないこと色々とスキャンダル的なことを書き立てられる傾向があるが、それだけ多くの人たちのアイドル(偶像)になったということだろう。多くの人たちの愛着的愛情の対象になれば、その反対のバッシング(批判)も避けられないという物理の法則のようなもの――芸能人のスキャンダルと同じレベルの話であるけど。

それでも私が今回のブログでこのことについて話題にしたのは、本を買う・買わないの判断のために、一応お伝えしておいたほうがいいかもしれないと思ったからだ。(ひょっとしたら、読者の皆さんに中には、そんなひどいスキャンダルのある先生の本なんか買いたくないという方もいるかもしれない)




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Silence of the Heart(2)2021年06月25日 15時49分14秒

[新着ニュース]

オンライン「非二元の教えの理解を深める会」

日時:2021年7月4日(日曜日)午後2時から午後4時頃まで
日時:2021年7月11日(日曜日)午前9時から午前11時頃まで



[カエル様―ご質問への答え]
今のところ、Silence of the Heart(ハートの静寂)の発売はたぶん秋頃です。それ以上はまだ決まっていません。

本日は、ロバート・アダムス(Robert Adams 1928 -1997)がどんな人だったのか、簡単に書いてみよう。

*関連情報は下記に掲載されています。



(以下の内容は主に、上記のウィキペディアの情報とSilence of the Heart(ハートの静寂)の初版の本(今回出版される本は、改訂版)の情報によります)

ロバート・アダムスは、1928年ニューヨークに生まれる。彼は子供の頃から、ある種のシッディ(霊能力)に恵まれ、またいつも彼のベッドのかたわらに不思議な老人(あとでそれがラマナ・マハルシだとわかる)が佇んでいたという。

子供の頃の彼のシッディ(霊能力)がどういうものだったかというと、欲しいものがあるとき、それがお菓子であれ、玩具であれ、テストの答えであれ、その物の名前を唱えると、それが現れる(!)という、とても便利なもの(笑)だったらしい。

中学生のある日、数学のテストの最中に覚醒体験が起こり(その経験は、Silence of the Heartの中で、彼自身が詳細に述べている)、それ以後、世俗的な物事への一切の関心を失う。高校生のとき、たまたま図書館で見つけた本によって、自分が幼いときにベッドのかたわらにいた老人はラマナ・マハルシだと知る。

またその頃、同じくニューヨークで活動していたジョエル・ゴールドスミス(先月出版された「スピリチュアル・ヒーリングの本質」(ナチュラルスピリット発行)の著者)に出会った。ジョエル・ゴールドスミスはロバート・アダムスの覚醒体験を認めたが、彼は東洋の先生のところへ行くべきだと考え、その当時、カリフォルニアで活動していたパラマハンサ・ヨガナンダ邦訳本に『人間の永遠の探究』(森北出版)がある)を彼に紹介し、ロバート・アダムスはパラマハンサ・ヨガナンダの僧院に行き、最初はそこの僧になり、一生を過ごすつもりでいた。

しかし、パラマハンサ・ヨガナンダもロバート・アダムスの覚醒は認めたが、彼がいるべきところはここではなく、インドのラマナ・マハルシのところだと言って、ロバート・アダムスをインドへ送り出す。

折よく、親戚が亡くなって、遺産を受け取ったロバート・アダムスは、そのお金をもってインドへ渡り、ラマナ・マハルシのアシュラムへ行き、最晩年のラマナ・マハルシと3年ほどを一緒に過ごす。Silence of the Heartの中で、ラマナ・マハルシについてのいくつかのエピソードを彼は語っている。

ラマナが亡くなってから、彼は17年間、インドを放浪し、その間ニサルガダッタ・マハラジなど、様々なグルたちに出会ったと言われる。

彼は最初教えることを拒否していたが、あるとき「メッセージを伝えなければいけない」という思いが起こり、1960年代にアメリカに戻り、その間結婚もし、二人の子供の父親になり、ハワイ、コロラド、ロサンジェルスなどで教え、最後は1997年にセドナで亡くなった。

はっきりと言って、ロバート・アダムスもジョエル・ゴールドスミス同様に、普通の人ではない。今も述べたように、子供の頃からシッディ(霊能力)に恵まれ、そして、中学生のときの覚醒体験によって、いわゆる自我(エゴ)が全部ふっとび、彼の場合それが二度と戻って来なかったようだ。

スピリチュアルな探求をしてる人たちの中には、10代の頃、ある種の霊的覚醒体験をしたことがある人が多くいるが、でも、ほとんど場合は、自我が普通に戻って来て、また人間クラブ、あるいは時には動物園まで落ちて、人生の様々な艱難、苦労、奮闘を経験しなければならないのが普通だ。

彼の本を読んだりしていると、この人はたぶん特に若い頃、普通の人間の自我を想像するほうが困難だったのではという感じさえする。つまり、彼から見たら、人間が語る個人的苦労、問題、人類の諸問題が、とても可笑しく聞こえたのではないか、つまり、人間が本当は問題がないところに、問題を無限に想像する様子にむしろ驚いたのではないかと思う。

以前一度だけ、彼の講話の録音を聞いたことがある。彼はあまりに静寂の中に佇んでいて、話すことさえ、大変そうだという印象を受けた。つまり、彼の意識が非常に肉体から離れているところにあって、ダグラスやラメッシ、あるいはマハラジとは違って、言葉を使う次元に降りてくることさえ、困難な感じだった。彼が晩年はパーキンソン病、そしてガンを患って、比較的早死にだったのは肉体から離れすぎた意識状態にあったからかもしれないと思う(しかも、彼は体に悪いものは一切食べない、完全ベジタリアンだったにもかかわらず、だ)。

しかし、彼自身は自分の病気の何一つ、状況・状態の何一つ、「問題」だと見なさなかった。彼が本書で繰り返し語るメッセージがいくつかあるが、その一つがこれだ。

(何が起こっているように見えても)、All is well. (すべてはうまくいっている)


*下記のブログにロバート・アダムスが提唱するIAM瞑想のやり方を紹介してあります。


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Silence of the Heart (1)2021年06月11日 09時24分36秒

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*オンライン「私とは本当に何かを見る実験の会」

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2021年6月24日(木曜日)午後2時から午後4時頃まで






ロバート・アダムス(Robert Adams 1928 -1997)のSilence of the Heart(ハートの静寂)の本と出会ったのは、1990年代の後半のことだった。アメリカである先生のサットサンに参加したとき、泊めてもらった家の人に、「すごくシンプルで、いい瞑想法がある」と紹介されたのが、ロバート・アダムスのIAm瞑想で、私はすぐに興味を惹かれた。

そして、その瞑想法がロバート・アダムスの本、Silence of the Heartに詳しく掲載されていると知り、本を早速購入し、IAm瞑想の箇所だけを素早く読み、それ以来時々IAM瞑想をやるようになり、とても簡単でいい瞑想だと思ったので、他の人たちにも紹介してきた。

しかし、その瞑想法の説明以外の箇所は、少し読んだだけで、購入してから長い間、ほとんどSilence of the Heartを私は読まなかった。その理由は――ロバート・アダムスは、彼のワークの基本に、「私とは誰か? 私とは何か?」と問う、「自己問いかけ」をおいている。なので、本書でも、自己問いかけのやり方、その意義についてかなりのページを費やして、彼は語っている。「自己問いかけ」について、これ以上詳しく、わかりやすい説明はないのではないかと思う。

ところが、私は「自己問いかけ」という方法がまったく苦手というか、ほとんどできないのである。私は20代のときに、ラマナ・マハルシの本を読んで、「自己問いかけ」という方法を知り、早々これは自分向きの方法ではないと、あきらめた。

この「自己問いかけ」においては、「私とは誰か? 私とは何か?」という質問には、答えてはいけないことになっている。もし答えたら、その答えはどんな答えであっても、「間違い」である。思考で答えうる答えは、当然のことながら、この質問の答えではないのだ。

しかし、私のマインドは、いったん質問を立てたら、それは答えなければならないというふうに強力にプログラミングされていて(愚)、「答えてはいけない」という質問には近づかないことにしている。無理やりやろうとすると、かえってマインドを静めるどころか、収拾できないほどの混乱に陥ってしまうのだ――ロバート・アダムスの生徒の中にも、「自己問いかけ」に関して、そういう感想を述べた人がいる。

20代の頃、そういうことがわかったので、「自己問いかけ」を一度もやろうとは思わなかった。代わりというか、30代の終わりに、ダグラス・ハーディングが開発した「私とは本当に何かを見る」実験に出会い、そちらのほうがはるかに自分向きだとわかり、長年実践している。

そんなわけで、ロバート・アダムスのSilence of the Heartも、最初はほとんど読まなかった。しかし、前にも書いたことだが、2000年代の前半、私が絶不調だったとき、難しい英語の本がほとんど読めず、そのとき数少なく読めた本が、ジョエル・ゴールドスミスの本とロバート・アダムスのSilence of the Heartだったのだ。たぶんそれは、Silence of the Heartの英語が非常に簡単だったからだと思う。彼が使う英語は、時々出て来るアドヴァイタ・ヴェーダンタの教えに関するサンスクリット語を除けば、日本の中学レベルの英語である。しかも、彼は語り口が非常に穏やかで優しく(彼はマハラジなどと違って、どんな質問にもけっして怒らず、ダメ出ししたりしない人だったようだ)、そして英語が簡単なので、かなり調子が悪いときでもなんとか読むことができた。

「自己問いかけ」以外(笑)の部分はかなり役に立ったので、何度か読み、そして、あるとき、「翻訳してみようかな」という気が起こった。とはいえ、「自己問いかけ」の説明の箇所をうまく訳せるかどうか自信もなかったのだが、それでももしかしたら、ロバート・アダムスの説明・表現・語り口と相性のいい人たちがいるかもしれないと思い、翻訳を進めた。

スピリチュアルな本に限らないが、本と言葉や表現には相性がある。よい内容なのに、読めない本というものが確かにある。色々なジャンルの本を読む私ではあるが、最近はもう読みにくい本を我慢して読む時間と忍耐がないので、読みにくい本はさっさとあきらめることにしている。

同じように、非二元の教えに関心をもっている皆さんの中にも、今まで私が翻訳した賢者の方々(ダグラス・ハーディング、ラメッシ・バルセカール、ニサルガダッタ・マハラジ、その他)の本は、「読みにくいなあ」とか、「ピンとこない」と思った人たちもいるかもしれない。そんな人たちにロバート・アダムスはたぶんおススメである。先ほども書いたように、読むだけだったら、抵抗なくすらすら読めるはずである(、となるように、今最後の編集作業を頑張っています)。


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The art of spiritual healing (6)2021年05月02日 07時38分36秒

[新着ニュース]


*「スピリチュアル・ヒーリングの本質」5月下旬発売予定。本体価格2,380円+税 本文329ページ)(5月20日以後、書店でもご注文できると思います)

目次は下記に掲載してあります。


The art of spiritual healing (スピリチュアル・ヒーリングの本質)(ナチュラルスピリット発行)についての最後のブログです。

ジョエル・ゴールドスミスの本は数十冊ほどあり、すべての本で語られる彼の教えは一貫としているものの、本によって多少テーマというか重点が異なっている。その中で、本書、The art of spiritual healing (スピリチュアル・ヒーリングの本質)は、healing (ヒーリング)というタイトルがつけられているように、「自分の神性に目覚めることによるヒーリング」に重きが置かれている。

本書は、彼の晩年の本(1959年)で、彼が長年実践・研究してきた「スピリチュアル・ヒーリング」の原理の要点が、彼の生徒たち、あるいはこれから「スピリチュアル・ヒーリング」を学ぼうという人たち向けに、体系的に書かれている。彼自身の言葉で本書の意図を説明すれば次のようになる。

「本書が書かれた意図は、物質的感覚の人生から、イエス・キリストの中にあったマインド、つまり、ヒーリング意識の達成への移行を速めることです。本当にスピリチュアルなマインドをもち、スピリチュアル・ヒーリングの原理を理解している人たちは、癒すことができます」

以上のようなことに興味ある人、そして『奇跡のコース』(ナチュラルスピリット発行)のような分厚い本と格闘している(笑)人には、本書(『奇跡のコース』より、はるかに薄い本です!)はとてもおススメな本である――私の理解によれば、『奇跡のコース』とジョエル・ゴールドスミスは同じ真理を語っている。

さて、最後の最後に、The art of spiritual healing (スピリチュアル・ヒーリングの本質)の中で一か所だけ使われている、「選民」という言葉について、もう一度取り上げてみよう。

「心の中のカルト」のブログの中でも書いたように、「選民」という言葉は、キリスト教系のカルト宗教、原理主義的宗教などが好んで使う言葉であり、なぜ彼らがこの言葉を好きなのかという、私が推測する心理的背景も説明した。

ジョエル・ゴールドスミスはどんな意味で「選民」という言葉を使っているのか、彼の言葉を紹介すれば、下記のようになる。

「私たちが今いる場所は聖なる大地で、そのまさに今ここに神の存在とパワーが私と私のものを包みこんでいる、と本当に信じて生きていますか? 神が私たちを導いてくれると確信して、朝から晩まで生きていますか? 神の方向、神の導き、保護を聴くという態度で、私たちは生き、活動し、自分たちの存在をもっていますか? (中略) もしそうであるならば、私たちは選ばれた者であり、神の世帯に所属しています。つまり、そのとき私たちは神の選民に所属し、その贈り物は地上の正義と平和です」(14章「全能者の陰に宿る」

「私たちが今いる場所は聖なる大地で、そのまさに今ここに神の存在とパワーが私と私のものを包みこんでいる」と確信できる人は「神の選民」に所属し、そのときは、人はどこかに自分よりパワーのあるグルや先生を探し求めなくても(求めても、OKだけど)、聖地やパワー・スポットに行かなくても(行っても、OKだけど)、自分が今いる場所に「必要なすべてがある」ということである。

そして、そのときにはもちろん、「私たちは神の選民だけど、あなたは神の選民ではない」などというプライドに墜ちないことは確かである。事の真相はと言えば、あらゆる人はすでに、本当は「神の選民」である――ただ違いは、人がそれに気づくか、どうかということだけ……



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the art of the spiritual healing(5)2021年04月12日 09時44分55秒

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*「スピリチュアル・ヒーリングの本質」(ジョエル・ゴールドスミス著 ナチュラルスピリット発行)5月下旬発売予定。目次は下記のサイトに掲載されています。


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[青年様のご質問への回答] 
ラメッシの本をいつも愛読いただき、ありがとうございます。ラメッシ・バルセカールの「人生を心から楽しむ」(マホロバアート発行)を日本で出版する権利(翻訳権)を、私は現在もっていませんので、私のほうでKindle版を作成することはできません。ラメッシの本については、今は他の本のことで忙しいですが、時間ができたら、また新しい企画(翻訳)を考えてみたいとは思っています。


3月の終わり、桜が満開の日、満開の桜に「今年もお会いできてうれしいです」と挨拶しながら、近所を一周した。春に、満開の桜を見ると、神の顕現を一層感じられ、元気度があがり、今年もなんとか一年を乗り越えられそうな気がする(桜に特別な想いをもつのは、日本人特有なのかもしれないが)。

永田動物園(永田町)とオリンピック村動物園のボスリーダーたちが過去7年以上にわたって企画してきた、「やらないほうがいい、問題噴出大運動会(オリンピック)」のための聖火リレーも始まり、皮肉なことにというか、当然のことというか、コロナ・ウイルスの元気も再び増している。このままいくと、オリンピック開催に向かって感染が増えるということにもなりかねない。今年の7月、大運動会(オリンピック)が実現したら、(7月に世界からアスリートが東京に集まっているイメージが、いまだまったくわかないが)、そのときは、「コロナ・ウイルス変異株の競争大会」(笑)となる可能性もある。

いやいや、今日の話題は、動物園の話ではなく、「神の王国」のヒーリング、再びジョエル・ゴールドスミスのthe art of the spiritual healingについてである――本書の邦訳タイトルは、「スピリチュアル・ヒーリングの本質」(ナチュラルスピリット発行)に決まりました。

今日、「スピリチュアル」とか「スピリチュアル・ヒーリング」という言葉は、世界中で幅広くゆるく使われていて、それぞれの流派というか提唱者によって、様々な定義がなされている。

だから、スピリチュアル系のヒーリングをテーマにした本を読んだり、テクニックを学んだりする場合、それぞれの流派というか提唱者が定義している「スピリチュアル」とか「スピリチュアル・ヒーリング」の意味を正しく知る必要がある。

多くの宗教系の団体では、前にも話題にした、「嘆願的祈り」は「スピリチュアル」であり、「スピリチュアル・ヒーリング」の中に入っている。しかし、ジョエル・ゴールドスミスが定義する、「スピリチュアル」、「スピリチュアル・ヒーリング」には、「嘆願的祈り」もアファメーション(肯定的宣言)も引き寄せの法則も入っていない。

彼の定義する、「スピリチュアル」とは、純粋にSpirit (神霊)という意味であり、彼が言う「スピリチュアル・ヒーリング」とは、「私の中でSpirit (神霊)の活動が起こることによるヒーリング」、あるいは、「私が内なる神性に目覚めることによるヒーリング」というぐらいの意味である。本書を理解する鍵の一つは、いわゆるメンタルなレベルのヒーリング・テクニック(「嘆願的祈り」、アファメーション(肯定的宣言)、引き寄せの法則、エネルギー・ワークなど)との違いを明確に理解することだ。私が長年スピリチュアルな世界を観察してきたことから言えることは、Spirit (神霊)とメンタルなレベルの混同が、スピリチュアルな世界に関わったり、関心をもったりしている人たちに多大な誤解と混乱を与えている、ということである。

それから、ジョエル・ゴールドスミスが教えるヒーリングの道で重要なことは、「人はヒーラーにはならない(なれない)」ということである。普通人が、何かのヒーリング・テクニックを学ぼうとする場合、たいていこう思うはずである。「もし私が〇〇のテクニックを学ぶことができれば、私はその〇〇のテクニックによるヒーラーになることができるだろう」と。

しかし、ジョエル・ゴールドスミスが提唱するヒーリングの道(「無限の道」と呼ばれている)では、人はヒーラーにはならない(なれない)し、人がヒーリングをするわけでもない。つまり、「個人的私」が、〇〇というテクニックを使って、××の症状をヒーリングする、という考え方ではまったくない。そして、そもそも、彼が提唱するヒーリングには一般的に「テクニック」と呼べるものさえない。神によるヒーリングが起こるとき、「ヒーリングを為す人」、「ヒーリングされるべき人や症状」、「ヒーリングという行為」という三つ組みがない。これはたぶん、本書の中でも理解がとても難しいポイントだろう。

さて、過去半年あまり(翻訳した期間を含めれば、もっと長い間)、本書、the art of spiritual healing(スピリチュアル・ヒーリングの本質)の作業をしてきて思うことは、ジョエル・ゴールドスミスは特異なヒーリング能力に恵まれた、ある意味では非常に「特別な」人――イエス・キリストのような人である、ということである。彼は本書の中で、そのヒーリングの秘密をあますところなく語ってはいるが、それでも本書を読んで学んでも、あるいは彼の元で学んだとしても、ほとんどの人は彼ほどのヒーリング能力に恵まれるようにはならないだろうと感じる。彼自身が本書の中で、自分の生徒たちの中で、自分の言うことを理解した人はほとんどいなかったと、正直に語っている。つまり、彼は長年ヒーリングの原理を多くの生徒に教えはしたけれど、彼ほどのレベルには誰も到達しなかったということであろう。

それはなぜかと言えば、彼の能力が生得的、運命的なもので、訓練したり修行したりして得たものではないからである。ジョエル・ゴールドスミスは、「神と薬の両方は必要ない」(つまり、神が在れば、薬は必要ない)と言っていることから察するに、生涯、薬もサプリも飲まず、彼が「物質医学」と呼んでいるものを利用することはなかったのだろうと思う。でも、同じく神への目覚めを語る多くの賢者は肉体のヒーリング能力をもっていなかったようである。私はここで特にダグラス・ハーディングやラメッシ・バルセカールのことを思い浮かべている。彼らはいわゆる体のヒーリングにほとんど関心がなかったというか、病気になれば、普通に薬を飲んだり、病院に行って治療してもらったりしていた。そういうことに関して、彼らはとても「普通」だった。

「神と薬の両方は必要ない」――まさにスピリチュアル・ヒーリングの正論で、王道ではあるが、しかし、こういう真理を実生活に応用するときは、慎重にやったほうがいいと思う。つまり、いきなり、飲んでいる薬を全部捨てたり、医者に行くのを突然やめたり、いきなり、今までのスタイルを全部変えたりみたいな、過激なことはしないほうがいい(笑)。自分の理解と確信に応じて、少しずつ、薬をやめる(もし今までたくさん飲んでいたなら)、少しずつ医者通いをやめるなど。

私自身は体のヒーリングに関しては、中途半端というか、何でもありの主義で、歯医者以外、めったに医者には行かないが、それでも、市販のサプリは飲んでいるし、具合が悪いときは、市販の薬も飲むし、自分の手に負えないと思えば、医者にも行く。

数日前も真夜中に突然軽い胃痛(夕食を食べすぎたか、食べ合わせが悪かったかも)で目が覚め、私は「スピリチュアル・ヒーリング」なんて考えもせず(笑)、常備している胃薬を飲み、1分以内に症状はおさまった。たぶん、薬を飲まなくても、その場で瞑想とかすれば、症状はいずれ収まるのだろうが、私のヒーリング能力程度では、「瞬間ヒーリング」というわけにはいかず、1時間以上はかかるだろうし、こういう場合、市販の薬のほうが手っ取り早い(笑)。私の場合は体の問題に関してはいつも、「一番簡単に苦痛が減少し、(そして、できれば、なるべくお金がかからない)方法が、(自分にとっての)神の顕現」、という感じでとらえている。

「神と薬の両方は必要ない」以外にも、ジョエル・ゴールドスミスの言葉、そして聖書の言葉には、かなり極端で過激な表現も多い。

たとえば、「スピリチュアル・ヒーリングの本質」の本の中から、いくつか紹介すると、

「人は生活のために働く必要はない」

「何を食べようか、何を飲もうかと、自分の命のことで思いわずらい、何を着ようかと自分のからだのことで思いわずらうな」(マタイ6章25)

「一日の終わりに、明日を始めるのに十ドルのお金が残っていてもいなくても、気にしなくてもいい」

こういう言葉はすべて正論であるが、しかし、ライフスタイルとしては、どちらかというと仏教的中庸を愛する私には自分が実践できるかどうかは疑問だ。少なくとも私は、何を食べるか飲むかはかなり気にするほうだし、全財産が10ドルになる前になんとか対策を考える(笑)だろうと思う。

こういった過激な言葉は、キリスト教という宗教が多くの人たちを魅了する理由でもあり、一方で、正しく理解されなければ、前にも書いたように簡単にカルト宗教に利用される危険性も合わせもつ。だから、読者の皆さんにも本書を読まれる場合は、注意深く読むことをお勧めする。

それでも、全体的には彼の教えは私に非常に役立ってきて、ダグラス・ハーディング、ラメッシ・バルセカール、そして、ジョエル・ゴールドスミスの教えのゴールデン・トライアングルのおかげで、ありがたいことに大きな問題もなく日々平和に生きている。

それで、私以外にも彼の教えが役立つ人たちがいるかもしれないと思い、キリスト教系の言語に不慣れにもかかわらず、何年か前に本書の翻訳企画を立ち上げ、幸いなことに、ようやく来月、出版が実現することになり、とても喜んでいる。


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心の中のカルト(2)2021年03月24日 09時20分09秒

この間、読んでいた外国のミステリーに、カルト的宗教教団が登場する話があった。その小説の中で、その教団のリーダーが教団への寄付を募るときに、信者に向かって叫ぶ場面がある。

いまこそ信仰を示す時です。みんな、奇跡を買いたいですか?
「アーメン」
「ならば、その財布を空にしなさい明日を思いわずらってはいけない
互いに助け合うとき、われわれは流れに加わり、その流れはまっすぐにわれわれのもとへ還ってくる。これこそ聖なる循環。それを止めてはならない。信じるならば、流れが還ってくるのを妨げてはならない。信仰を証明するのです。信仰以外に何も持たずに、夜の闇に出て行くことです。アーメンと唱えなさい」(キャロル・オコンネル著『天使の帰郷』創元文庫より)

こういうカルト的宗教教団の集会では、「お金で奇跡が買えたり、信仰を証明できたりするわけがない」という常識や理性が働かないように、集団催眠にみんながかかっている。ところどころ聖書の引用を入れて自分の言葉に権威をもたせ、集金作業を加速させようとするあざといリーダーの話術によって、信者たちは持っているお金を全部吸い上げられてしまう。真理と大嘘を混ぜるとき、完全なる嘘よりもたいていひどい結末になる――暴力、抑圧、犯罪、貧困。(上記の赤でマークした部分は、カルト的宗教に特有の言葉、青のマークの部分は、聖書やジョエル・ゴールドスミスの中にも出て来るような言葉)。

ジョエル・ゴールドスミスの the art of spiritual healing(今のところ、5月下旬発行予定) の本の中にも、お金を循環させる話、寄付・寄進の話があり、言葉だけ読むと、小説の中のカルトのグルと似た話になる。しかしもちろん、ジョエル・ゴールドスミスは「信仰を証明する」話を語っているわけではないので、まったく異なる本質の話なのだが、注意深く読まないと誤解を招く。

実際、the art  of spiritual healingの本の作業をしていて、ジョエル・ゴールドスミスの教えのようなヒーリングや奇跡を語る教えは、注意しないとカルトができやすい(笑)と思ったものだ。

カルト教団が出来上がるとき、たいてい次の三つの要素がある。

1カリスマ的話術や人格のグルやリーダーの存在
2そのグルやリーダーが奇跡やヒーリングの能力をもっている(あるいは、その能力が偽物の場合は、手品の能力)
3グルやリーダーの強大なエゴ的野心

ジョエル・ゴールドスミスは上記の1と2をもっていたと思われるが、ただ、幸いというか、彼には3の要素がまったくなく、彼は自己をかぎりなく神に明け渡して、人々への奉仕の日々を生きていた。また彼はエゴの誘惑というか罠についてもよく知り、それを自分自身にも生徒たちにも非常に注意していた。

スピリチュアル系ではないが、最近の著名人でカルト的リーダーの雰囲気が一番あった人がトランプ前アメリカ大統領だ。彼はカルスマ的話術で、多くの人々を魅了し、「私の言うことを信じれば、あなたたちの生活はよくなる」という幻想(言葉の手品)を信じさせ、最後には、国会占拠という暴力を引導した。大統領を引退後も、彼自身は相変わらず優雅な金持ち生活を送っているらしいが、彼の言葉を信じた人たちは少しでも生活がよくなったのだろうか? たぶん、ほとんどの人たちはそうではないだろう。

そして、宗教カルトを作るもっとも強力な要素は、スピリチュアル志向の人たちのマインドの中にある下記のようなものである。

1超越的なものへのあこがれ
2外側のグルやリーダーのアイドル化
3感情的な熱狂による孤独のなぐさめ

1の超越的なものへのあこがれは、人生には普通の人間には知られていない何かもっと壮大なものがあるに違いないとか、ちっぽけな人間で終わりたくないというような感情・思考のことで、多くの場合、それが私たちをスピリチュアルや宗教の道に押し入れるはずである。そういった感情・思考はある意味では正しい――すべての宗教やスピリチュアルな道は、「私たちの本質はちっぽけな人間ではない」という超越を教えている。

2のアイドル化については前にも何度か触れたが、外側の誰かや何かを台座に乗せて、自分とはまったく違う存在として拝んだり、崇拝したりすることである。先ほども書いたように、政治的な人たちは、政治的リーダーをアイドル化し、それ以外の多くのスピリチュアルにも政治にも関心がない人たちは、タレントとか歌手とかスポーツ選手などを、台座に乗せてアイドル化する。

3スピリチュアル系の人たちが集団で感情的に熱狂したら、それはかなりあやしく、あぶない(笑)。少なくとも非二元系の教えでは、熱狂はありえず、人が集まって何をするかと言えば、ただ静かに今ここにある平和を楽しむだけだ。

そして、いつの世にも、スピリチュアル志向の人たちのその超越へのあこがれを利用して、自分のエゴ的欲望(金銭欲、支配欲、出世欲など)を満たそうとする野心的な人たちが現れて、人々をカルトの迷宮に連れ込み、カルト的宗教ができあがるというわけである。だから、私たち一人ひとりがスピリチュアルに関わるときは、超越へのあこがれをスピリチュアル的に「搾取」されないように、またそれを伝えている立場の人は、他人をスピリチュアル的に「搾取」しないように、そしてアイドル化と集団熱狂という罠に墜ちないように、常識と理性の回路もしっかりと開けておくことを強くお勧めする。

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心の中のカルト(1)2021年03月07日 11時11分08秒

ジョエル・ゴールドスミスのThe art of spiritual healing については、発行時期が正式に決まりましたら、残りを書きます)


先日、『ドアの向こうのカルト』(佐藤典雄著 河出書房新社発行)という本を読んだ。本の内容は、あるキリスト教系の宗教教団で9歳から35才までの26年間を過ごした人が、その教団に入ったときから脱会するまでの日々をつづった本だ。

その本によれば、この教団は世界に5百万人以上、日本に数十万の信者をかかえているそうである。私の自宅にも何度か勧誘に来られたことがあるし、コロナ以前には、街角で熱心に勧誘活動をしている姿もよく見られた。皆さん、非常にきちんとした正装をしているのが特徴で、自宅マンションに正装の中年・初老の男女が出入りしていのを見るとき、勧誘に来ているのだとわかる。

『ドアの向こうのカルト』は、「私はこのカルトに入ってこんなに酷い目に会いました」というようなよくありがちなカルト宗教の被害を訴えるというものではなく、自分がその教団に関わっていた日々を非常に冷静に振り返り、知的に観察し、カルトの本質を描き出している。そして、同時にカルトとは、スピリチュアルな道にいるあらゆる人が、注意していないと陥る心の罠でもあることを教えている。

私が本書を読んで興味深く思ったことは、世界中の、そして歴史上存在してきた、カルト的宗教、原理主義的宗教、宗教系テロリストの集団はみなほとんど同じ思考回路にあるということだ。彼らの共通する信念を列挙してみると:

1私たちが信じている信仰は絶対的に正しく、他の信仰(宗教)は間違っている。
2私たちは神に選ばれた民(選民)である。
3自分たち以外の世界は敵である。
4同じ信仰の者以外と付き合ってはいけない。
5世界は滅び(ハルマゲドン)、あるいは地獄に向かっており、自分たちだけが救いの道にいる。

それ以外に、著者が入っていた宗教では、子供の教育の軽視があり、その理由は、どうせハルマゲドンが来るので、学校に行って学歴を得たり、職業訓練を受けたりしても無駄であり、それよりも、宗教活動に時間を割くべきという考え方から、らしい。

こういう宗教をまったく知らない人たちにとっては、何という奇妙なことを信じていることかと、不思議に思うはずであり、今回ジョエル・ゴールドスミスのThe art of spiritual healingの本の作業をするにあたって、旧約聖書と新約聖書を参照する機会が多くあったので、私もなぜ「敵でさえ愛せよ」と教えたイエス・キリストの教えがこうもねじ曲がって解釈されるようになったのか、考えてみた。

一つは聖書の中で語られる言葉が、あらゆる解釈が可能で、それを読む側の知性によって、どうにでも解釈されうるという問題がある。それから二つ目に、聖書、特に旧約聖書は、「戦い」の話と言葉が多く、「神のために戦うことが正義」とされているという印象を与えるからだと思う。

旧約聖書の言葉を少し紹介すると:

心を強くし、勇みたちなさい。アッスリヤの王をも、彼と共にいるすべての群衆をも恐れてはならない。おののいてはならない。われわれと共におる者は彼らと共におる者よりも大いなる者だからである」(歴代志下32章7)

「彼と共におる者は肉の腕である。しかしわれわれと共におる者はわれわれの神、主であって、われわれを助け、われわれに代って戦われる」(歴代志下32章8)

「わが神、わが岩。わたしは彼に寄り頼む。わが盾、わが救の角、わが高きやぐら、わが避け所、わが救主。あなたはわたしを暴虐から救われる」(サムエル記下22章3)


どれだけ「戦い」が好きなのか(笑)と思うほど、旧約聖書は戦いと勇ましい言葉に満ちている。新約聖書では、「戦い」のトーンはかなり落ちているが、それでも自分たち(キリストの教えを信じる者たち)と信じない者たちの間の「戦い」があるという印象をところどころで与えている。

なぜこんなに「戦い」が強調されるのかと推測してみるに、今でこそ、キリスト教は世界の一大勢力になったが、今から数千年前のモーセ、イエス・キリストの時代、彼らは圧倒的に社会の中の少数派で、虐げられる側だったからだと思う。「自分たちは少数なので、みんなで一致団結して、自分たちを虐げる者たちに立ち向おう」という気持ちのせいで、内なる神性に目覚めたり、キリストの教えの本質を理解したりするよりも、しだいに自分たちの勢力拡大や「戦い」そのものが生きがい(笑)になったりするのかもしれない。

話を現代のカルト的宗教に戻すと、「自分たちは少数なので、みんなで一致団結して、自分たちを虐げる者たちに立ち向おう」の考えの変形が選民思想であり、世界を敵対視する考え方を生むのだと、私はそう感じている。

少数派である人間が頑張り続けるためには、自分たちは他のみんなとは違う、自分たちは特別であるという「プライド」が必要であり、また仲間で一致団結するためには、「敵」が必要である。選民思想は宗教・スピリチュアル志向の人間マインドのプライドをかぎりなくくすぐり、「敵」は自分たちの団結を高揚させる。だから、必然的に彼らは世間を「敵」にしなければならなくなる。

こうやって、自分たちはキリストの教えを正しく実践していると思いながら(当然のことながら、こういった教団の人たちは自分たちをカルトだと思ってはいない)、元々は真理の探究という目的で作られた組織が、いつのまにか組織拡大、信者拡大、集金集団と化し、その教団にすべてを捧げて、信者本人も、またそのまわりを取り巻く家族も精神的にも財政的にもボロボロという結末に陥る人たちが多い。

カルトという心の罠に落ちてしまう人たちは、スピリチュアルな探求の本質、真理の探究という本質を理解せずに、集団でみんなで「同じことを信じたり」、信者獲得活動をしたりすることが、自分をより真理へ、あるいは(キリスト教系の教えであれば)、神へ近づけてくれると信じているようである。

しかし、スピリチュアルな探求、真理の探究は、私の理解によれば、以下のようなものだ。

*「集団で同じことを信じる」ことではなく、きわめて個人的なものである。真理の基盤は、一人ひとりの目覚めに依存し、他のいかなる人や集団(先生や仲間)にも依存していない。

*したがって、家族、友人などを無理やり勧誘したり、信者の拡大を目指すことは無駄(笑)

*真理に目覚めても、それはいかなる意味においても、プライドを拡大することにはならないし、世界を敵対視することにも、軽蔑したり、バカにしたりすることにもなるはずがない。

私は、スピリチュアルな探求において、「プライド」などの罠に落ちないために、いつもラメッシ・バルセカールの言葉を心に留めている。ラメッシは、「皆さんがもし私の教えを正しく理解したなら、罪悪感、憎しみ、嫉妬、プライドが減少し、心の平和を感じることが多くなるでしょう」と言い、彼の言葉は、スピリチュアルな探求の進歩をはかるとてもよい目安だと私は思っている。

もしそれぞれのスピリチュアルな探求の道にいて、もちろん、特定の宗教教団の道にいる人たちであっても、「罪悪感、憎しみ、嫉妬、プライド、心配が減少し、問題が少なくなり、心の平和を感じることが多くなる」であれば、それは自分にふさわしい教えの道にいるということで、その道をさらに邁進すればいいのだと思う。しかし、自分がスピリチュアルな探求の道にいるから、あるいはこの宗教教団に所属しているから、そうでない人たちよりも「神に愛されている」とか、「特別に偉い選民である」という考え方は、愚の骨頂であるばかりか、最終的にはそういったプライドが自らを破滅させる刃にもなる可能性がある。


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